24MLB、マイアミ・マーリンズ対ロサンゼルス・ドジャース。7回に50号本塁打を放ち、歓声に応えるロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(2024年9月19日撮影)。(c)Megan Briggs/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】(更新)米大リーグ(MLB)は19日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)の大谷翔平(Shohei Ohtani)はMLB史上初めてとなるシーズン50本塁打、50盗塁を達成した。

 マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)戦に1番・指名打者(DH)で先発出場した大谷は、2盗塁を決めて今季の盗塁数を51に伸ばすと、6回に49号本塁打を放ち、7回の50号に続いて9回には51号も放った。

 すでに史上最速で「40本塁打、40盗塁」を記録している大谷は、初回に二塁打を放つと、すかさず三塁へ走ってコナー・ノービー(Connor Norby)三塁手のタッチを交わし、50盗塁目を決めた。

 シーズン50盗塁は、日本生まれの選手では2001年にイチロー(Ichiro Suzuki)が打ち立てた56盗塁に次ぐ歴代2位で、ドジャースのデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督の記録に並んだ。

 大谷は二回にも単打で出塁し、二塁を陥れて51盗塁をマークした後、犠打で生還した。さらに6回にはアッパーデッキに届く134メートルの豪快な一発を放ち、シーズン49本塁打に到達。これでドジャースが9-3とリードを広げた。ドジャースでのシーズン49本塁打は、2001年のショーン・グリーン(Shawn Green)に並ぶ球団記録となった。

 7回にはカーブをとらえてこの日2本目となる今季50号を放った大谷は、さらには9回にも51号を放ち、モンスター級の活躍を締めくくった。この日は6打数6安打10打点4得点。最後の一発の後、ダッグアウトに戻るときはただただ笑顔だった。

 大谷が公式に「50-50」クラブを立ち上げる中、チームは20-4で大勝。この白星でドジャースはプレーオフ進出となり、大谷自身にとっても初めてポストシーズン挑戦が決まった。

【翻訳編集】AFPBB News

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