ポケモンに似たデザインのキャラが出てくるゲームを任天堂が提訴した

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 任天堂と人気ゲーム「ポケットモンスター」を手がける株式会社ポケモンが19日、株式会社ポケットペアに対して特許権侵害訴訟を東京地裁に提起したと声明を発表した。

 ポケットペアは今年1月に「パルワールド」というモンスター収集サバイバルオープンワールドのゲームを発表。ポケモンに似たデザインのキャラが出てくると話題となっていた。パソコンのゲーム用プラットフォーム「スチーム」において売上本数800万本を発売から5日間で達成したという。

 任天堂とポケモンはパルワールドが複数の特許権を侵害しているとして、侵害行為の差し止めと損害賠償を求めている。声明では「当社は、長年の努力により築き上げてきた当社の大切な知的財産を保護するために、当社のブランドを含む知的財産の侵害行為に対しては、今後も継続して必要な措置を講じていく所存です」と訴えている。

 任天堂の公式X(旧ツイッター)には「史上最強の法務部が立ち上がった」「著作権じゃなく特許の方か」と声が寄せられ、訴訟の行方に関心が集まっている。