<大相撲九月場所>◇十日目◇17日◇東京・両国国技館

 勝ち越しを決めた三段目力士の筋骨隆々な肉体美に注目が集まった。「見惚れる彫刻ボディ」「ソップ界期待の星」といった声のほか、「千代の富士の若い頃に似てる」と“昭和の大横綱”を思い浮かべるファンもいた。

【映像】バキバキの大胸筋…21歳力士の彫刻ボディ

 熱視線が注がれたのは三段目六十枚目・山藤(出羽海)。岐阜県関市出身の21歳で、身長182センチ・体重73.8キロと細身ながら鍛え抜かれた“鋼の肉体”の持ち主だ。

 十日目の取組では、体重123キロの三段目六十三枚目・千代烈士(九重)と対戦。立ち合い頭を下げて当たった山藤は、いなしてからの突き押しで果敢に攻めていくと、前に出ようとした相手を突き落として勝利した。手に汗握る決着に客席からも「おお」とどよめきが沸き起こった。勝った山藤は4勝目を挙げ今場所勝ち越しを決めた。敗れた千代烈士は2敗目を喫した。

 “鋼の肉体”で体重差を制した山藤に、ABEMAの視聴者からは「良いね」「強いぜ」「身体能力たけー」と称賛の声が相次いだほか、「見惚れる彫刻ボディ」「ソップ界期待の星」と鍛え抜かれたボディにうっとりするコメントや「千代の富士の若い頃に似てる」と“昭和の大横綱”を引き合いに出す声も寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)