日本代表と韓国代表で明暗?【写真:ロイター】

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9月シリーズは日本が2連勝、韓国は1勝1分

 森保一監督率いる日本代表は、北中米ワールドカップ(W杯)アジア9月シリーズで中国に7-0、バーレーンに5-0で快勝した。

 一方、同じアジアの韓国代表は格下パレスチナ相手に引き分けるなど1勝1分に終わり、母国メディアは「ライバルの日本はますます発展している」と伝えている。

 日本は9月5日に行われたホーム中国戦で、MF遠藤航の先制弾を皮切りに、MF三笘薫、MF南野拓実、MF伊東純也、FW前田大然、MF久保建英にゴールが生まれ、7-0で快勝した。続く敵地でのバーレーン戦はFW上田綺世とMF守田英正が2ゴール、FW小川航基にも得点が生まれ、2戦2勝、12得点0失点と最高のスタートを切った。

 一方、韓国は初戦のパレスチナ戦でFWソン・フンミンやMFイ・ガンインらが先発出場するもまさかの0-0ドロー。続くオマーン戦で3-1と勝利したが、ホン・ミョンボ監督の下で不完全燃焼の感は否めない。

 韓国の総合ニュースサイト「news1」は、「風の静まる日のない韓国サッカーとは異なり、ライバルの日本はますます発展している。サッカー協会の行政能力、国際外交、代表チーム運営など、さまざまな面で一歩ずつ改善している。発展どころか後退ばかり繰り返して非難を浴びている韓国の現実とは違う姿だ」と、対照的な日韓の状況にフォーカスしている。

「韓国サッカーは昨年2月から下り坂を辿っている。対する日本はサッカーインフラ、育成方式など底辺から違う姿を見せている。そして、最近はA代表チームに関しても韓国との格差を徐々に広げている。明確な方針設定、そこに向かうためのサポートが今の格差を作った」

 10月シリーズ以降の結果次第では、韓国の嘆き節がさらに強まるかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)