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過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2023年12月13日 記事は取材時の状況) *  *  *

 ラブホテルの部屋に設置された器具などは自由に使うことができる。中にはホテルの趣向で少々マニアックなモノもあるが、いくら興味津々だからといって使い方を間違えれば、取り返しのつかない事態に発展するケースも……。今回はそんな悲惨な体験をした男性をご紹介しよう。

◆仕事帰りに渋谷で女性と会うのがルーティン

 都内在住の上田拓海さん(仮名・40歳)は今から数年ほど前、既婚の身でありながらマッチングアプリにハマっていたと明かす。

「当時は本気の出会いを求める子よりも、“遊び目的”の女性が多く登録していました。まだ利用者が少なかったこともあり、競争率も低くて。アプリを開けばその日、暇している女の子とすぐに出会える……まさに入れ食い状態でした」

 上田さんは仕事が終わったら、アプリで約束した女性と渋谷で待ち合わせをして、ホテルに行くというルーティンだった。

「ほぼ毎日のように女の子と遊んでいたものですから、遅く帰る言い訳を嫁にすることが苦しくなってきたんですよね。なので、仕事が終わって18時には渋谷に向かい、すぐにホテルに入って一戦交えて20時までにはホテルを出ていました。それがまさか、あんなことになるなんて……」

◆いつものラブホが満室、ようやく見つけた部屋は…

 その日はいつものように、アプリで知り合った25歳の女性と渋谷で約束していた。待ち合わせ場所に向かうと、写真とまったく変わらない美女が立っていた。

「昔好きだったアイドルグループにいそうなスタイル抜群の美女。今まで会ってきた女性の中でもトップクラスで、見た瞬間にテンションは最高潮に。会話もそこそこに、さっそくいつものホテルへと向かうと……残念ながら満室でした」

 ふだん利用するホテルはショートタイムなら3000円前後と格安。だが、その日はホテルの前に客が何組も並んでいた。これはしばらく空かないなと思った上田さんは、他のホテルを探すことにした。

「ようやく見つけたホテルの料金は3時間で5000円ぐらいで、いつも利用しているホテルに比べて割高。でも、時間がなかったので部屋に入りました……まあ、空いていることに納得ですよ。S Mルームなので(笑)」

 部屋の壁は真っ赤、さらに壁には拘束用の磔(はりつけ)、ベッドの横には手錠が置かれていたという。付き合いが浅いカップルではなかなか入りづらそうな部屋だが、一緒にいた女性は入った瞬間、なぜかテンションが上がっていたという。

「部屋に入った瞬間、『すごーい!』『こんなホテル初めて!』と大喜びしてたんですよ。聞くと、彼女はそういうのに興味があったけれど、恥ずかしくて誰にも言えなかったとか。実は僕も意外とMっ気があったので、『じゃあ、そういうのしちゃう?』と盛り上がっちゃったんです」

◆手錠の鍵が見つからない

 彼女は嬉々としてベッドにあった手錠で上田さんの手首を拘束する。ひと通り楽しんだというわけだが、ここから事態は思わぬ展開を迎えることとなる……。

「コトが終わってシャワー浴びようというときに、彼女が『この手錠って、どうやって外せばいいの?』と言ってきたんです。その辺に鍵があるんじゃない? と言ったものの、『鍵が見つからない……』と焦った様子で」

 鍵はいっこうに見つからず。だが、ベッドの柵に手首を拘束されてしまっているため、上田さんはまったく身動きがとれない。そこで、恥を忍んで電話でホテルスタッフに鍵の場所を聞いてくれるか頼んだという。

 すると、スタッフの口から信じられない言葉が飛び出した……。