ユナイテッド戦に右SBでフル出場した菅原。(C)Getty Images

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 現地時間9月14日に開催されたプレミアリーグ第4節で、今夏に菅原由勢が新加入したサウサンプトンがホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。0−3の完敗を喫した。

 リーグ戦3連敗中のサウサンプトンは、序盤から相手ゴールに迫るも得点は奪えない。33分にはタイラー・ディブリングが敵陣ボックス内で倒されてPKを獲得したが、キャメロン・アーチャーのキックはGKアンドレ・オナナに防がれた。

 これで流れが変ると、35分にマタイス・デ・リフトに先制点を献上。41分にはマーカス・ラッシュフォード追加点を奪われる。さらに後半アディショナルタイムにも、アレハンドロ・ガルナチョにダメ押し弾を決められた。
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 クラブの公式サイトによると、この一戦に右SBでフル出場を果たした菅原は、「最初の30分は僕たちがほとんどゲームを支配していたと思います」と試合を振り返った。

「良いチャンスや攻撃がたくさんありました。1−0、2−0にするべきでしたが、その後、試合の流れが変わってしまいました。PKを外した後、集中する必要がありました。10分以内にセットプレーから2失点しましたが、これは許されないこと。忍耐強く戦わなければいけなかったです」

 チームは開幕から4連敗となったが、「プロセス、戦術を信じて、お互いを信頼すれば必ず成功する。それが鍵だと思います」と前を向く。

「どの選手も試合に勝つためにすべてを捧げています。次のカップ戦も、良い気分を味わうために大事なゲームになります。そして来週は、プレミア残留を争う相手との重要なホームゲームです」

 サウサンプトンは次節、21日にイプスウィッチと激突。苦しい状況を抜け出せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部