ラファエルさんのX(@Raphael05166140)より

写真拡大

登録者数173万人超のYouTuber・ラファエルさんが2024年9月7日に公開した動画で、自身が経営する会社の男性社員が数百万円を横領した後に失踪したと報告した。

わかってるだけで5回、会社の金を横領

ラファエルさんは、自身のYouTubeチャンネルでカメラマンなどを務め、動画にも度々顔出しで出演していた20代の男性社員が「完全に音信不通になりました」と伝えた。ラファエルさんのもとには男性社員の母親からも「連絡がつかない」と電話があったといい、「事件に巻き込まれてる可能性もある」として、実名を公表した上で目撃情報の提供を呼び掛けた。しかし一方で、男性は2年半〜3年ほど雇用する中で「わかってるだけでも5回ほど会社のお金を横領しておりまして」と告白した。

1度目は会社のクレジットカードで数十万円を不正利用し、2度目はラファエルさんに支払うべき月14万円の家賃を半年以上滞納していたという。3度目の横領は今年の夏ごろに発覚。ラファエルさんの経営する法人9社のうち1社のクレジットカードを解約するよう、他のスタッフが男性社員に依頼したところ、カードを破棄せずに飲食代で1か月に70万円を無断で使い込んでいたという。この時点でラファエルさんは怒り心頭だったものの、「ここで辞めさせたとて返金できひん」と思いとどまり、返金の報告を毎日させるなどして、更生を促していたとのことだ。

「刑事事件みたいな形になると思う」

しかし男性社員が改心することはなかったようだ。ラファエルさんによると、男性社員は8月26日に失踪し、翌27日には機材部屋に保管していた、動画の企画で使用する現金200万円のほとんどがなくなっていたという。また、ラファエルさんが経営するカレーパンチェーンの責任者である男性社員は、各フランチャイズ店から収められるお金の振込先を、自分の口座に変更していたとのこと。ラファエルさんは「これヤバない!?これもう、事件やで(笑)」と笑うほかなかった。

ラファエルさんは、「警察沙汰にすることもないんで、連絡をもらえればお金の件だけで大丈夫」としながらも、「ただこのままずっとバックレるんであれば、僕も探し切れないんで。僕とか弁護士だけの能力だけでは。お母様にずっと(横領したお金を)返却してもらうのも気悪いし。その場合は申し訳ないけど、警察の方の力を借りて刑事事件みたいな形になると思うんで」と説いた。

そして「探してもらったら100%会うんで。どっちにしろ自分の力で返さないとダメなんで、先延ばしにしてもしゃあないんで、これを機に連絡もらえればそこの部分を取り下げるんで。それをしちゃうと今後ガチで就職できないんで、本当に人生終わっちゃうんで。お前まだ28(歳)やし。ガチで終わっちゃうから。どういうつもりで盗んだか知らんけど、最後の優しさやと思ってもらえればここは。連絡待ってます。で、僕に連絡する前にまずお母さんに連絡してあげてください」と呼びかけていた。