ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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本拠地ガーディアンズ戦

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地ガーディアンズ戦に「1番・DH」で出場。45号ソロを放ち、史上初の年間45本塁打&45盗塁(45-45)を達成した。敵将スティーブン・ボート監督は試合前、大谷から受けていたという“謝罪”の内容を明らかにした。米メディアが報じている。

 米オハイオ州地元メディア「クリーブランド.com」はガーディアンズのボート監督が試合前に語ったコメントを紹介。大谷が「私にボール球を投げたことを謝罪してきたんだ」と、心温まるエピソードを語っている。

 ボート監督の現役最終戦は、アスレチックス時代の2022年10月5日。相手はエンゼルスで、先発投手は大谷だった。5回、両者の対戦は四球となっていた。

 中途半端な結果となったことを、大谷に謝られたというボート監督。当時を振り返り「私の現役最後の試合だった。私は、『いやいや、むしろこちらが感謝しているよ。歩かせてくれて助かった。ありがとう』という感じだったよ」と礼儀正しい二刀流の言葉を受け取っていた。この年、ボート監督は打率.161だった。

 今季は右肘の負傷により打者に専念している大谷。この試合は1-3で敗れたが、45号ソロを放って一矢報いた。前人未到の「50-50」まで、あと5本塁打、4盗塁としている。

(THE ANSWER編集部)