コミュニティ・シールド制覇のペップ、若手の活躍に期待「頼ることができる」

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 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、若手選手に賛辞を送っている。10日、クラブ公式サイトが伝えている。

 2024−25シーズンの開幕を告げるコミュニティ・シールドが10日に行われ、昨季プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティとFAカップ王者のマンチェスター・ユナイテッドが対戦。82分にアレハンドロ・ガルナチョに先制点を奪われたものの、89分にオスカー・ボブのクロスにベルナルド・シルヴァが頭で同点弾を決め、1−1で90分が終了。そのままPK戦となると、これを7−6で制して2019−20シーズン以来となる7度目の優勝を飾った。

 代表活動の影響で今夏のプレシーズンには主力の多くが遅れて合流したマンチェスター・シティは、この試合でもボブやジェームズ・マカティーら若手選手も起用していた。試合後、若手選手らが今後もチームに影響力を与えることができるかと聞かれたグアルディオラ監督は「彼らには私たちと同じ基準がある」と積極的に起用していく考えを明かした。

「私は彼ら、特にマカティーを昔から知っている。昨シーズンはオスカーも見ていた。彼らは仲間から信頼を得ているし、頼ることができる。オスカーはアメリカで素晴らしい試合をした。マカティーはアメリカでの最初の2試合は良くなかったけど、試合を重ねるごとに良くなり、今日はマカティー本来の姿に近づいていたよ」

 若手選手らへの賛辞を送ったグアルディオラ監督だが、「私たちはもっと要求している」と特にボブについてさらなる成長を期待していることも語った。

「彼はボールを奪って攻めるチャンスがあったけど、少し消極的だった。彼は唯一無二なところがある。止められてからも行けるし、最初の1、2歩が右か左かもわからない。ゴールも、ターンしてクロスを上げることも素晴らしいクオリティがある。彼には信じられない価値観があり、自分の役割を果たすことができる。彼にはそれができる能力があるから、もっと定期的にする必要があるね」


【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッド