パリ五輪、バスケットボール男子。表彰式で金メダル獲得を喜ぶ米国の選手(2024年8月10日撮影)。(c)Damien MEYER / AFP

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【AFP=時事】パリ五輪は10日、バスケットボール男子決勝が行われ、米国が98-87でフランスを退けて5連覇を達成し、通算17個目の五輪金メダルを獲得した。

 3年前の東京五輪と同じ顔合わせとなった決勝で、レブロン・ジェームズ(LeBron James)ら米プロバスケットボール(NBA)のスター選手をそろえた米国は、NBAの昨季新人王ビクター・ウェンバンヤマ(Victor Wembanyama)を擁するフランスをまたしても上回った。

 フランスも一時は14点あった点差を残り3分で3点まで縮めたが、米国はステフェン・カリー(Stephen Curry)の3ポイントシュートとケビン・デュラント(Kevin Durant)のフリースローで突き放すと、その勢いのまま力強く試合を締めくくった。

 8本の3ポイントを決めたカリーはチーム最多の24点をマーク。デュラントとデビン・ブッカー(Devin Booker)がそれぞれ15点、ジェームズが14得点、6リバウンド、10アシストを記録した。

 デュラントはこれで個人最多4個目の五輪金メダルを獲得した。ジェームズは3個目で、4度のNBAファイナル王者に輝くカリーは、初の五輪で金メダルを手にした。

 3位決定戦では、セルビアが93-83でW杯王者のドイツを下し、銅メダルを獲得した。NBAで3度の最優秀選手(MVP)受賞を誇るニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)が19得点、12リバウンド、11アシストのトリプルダブルでチームを勝利に導いた。

【翻訳編集】AFPBB News

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