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マーベル・コミックには、「ファストボール・スペシャル(Fastball Special)」と呼ばれる連携技が存在する。力持ちのキャラクターが、飛行能力を持たないキャラクターを投げる技だ。

コミックではよく描かれるものなのだが、映画『X-MEN』シリーズでも何度か再現されている。『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)ではコロッサスがウルヴァリンをセンチネル(のシミュレーション体)に向けて投げたほか、クライマックスではマグニートーめがけて同じ技が使われた。また、『X-MEN』の1作目(2000)では、ジーン・グレイとストームがそれぞれの能力を組み合わせてウルヴァリンを高所に飛ばすという技も描かれている。

実はこの技、『&ウルヴァリン』でも再現されたのだが、本編ではカットされていたようだ。ライアン・レイノルズは自身のSNSにて、「“ファストボール・スペシャル”の再現はやりましたかと何人かから尋ねられたのですが、答えはイエスです」と撮影風景の映像を紹介。「デッドプールやウルヴァリンを投げるのではなく、こいつを投げたんです。残念ながら採用されなかったけどね」。

映像では、カサンドラ・ノヴァのアジトに乗り込む場面と思われるセットで、デッドプールとウルヴァリンが敵の一人を投げ飛ばしている。俺ちゃんと爪野郎、初めての共同作業です……とも言えそうな豪快なアクションだが、本編には取り入れられなかったようだ。

ちなみにショーン・レヴィ監督は、『デッドプール&ウルヴァリン』にはディレクターズ・カットのようなエクステンデッド版はとしていたが、実際にはこのような未公開シーンやNGシーンはあるようだ。後日、特典映像などでその一部が見られると期待したい。

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