ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピット共演『ウルフズ』早くも続編決定 ─ 本国ではリリース戦略を変更

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ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが再タッグを組む、新作映画『ウルフズ』。2024年9月20日の公開に先駆けて、早くも続編製作が決定したようだ。米が報じている。

本作『ウルフズ』は、ともに一匹狼のフィクサーであるニック(ピット)とジャック(クルーニー)が同じ仕事に任命される様を描くアクションコメディ。監督は、トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズのジョン・ワッツが務めた。製作は米Apple、配給は米ソニー・ピクチャーズ。

報道によると、米Apple Original Filmsはワッツと契約を結び、クルーニー&ピットが出演する『ウルフズ』続編の執筆、監督、製作を務めることが決定したという。

あわせて、リリース戦略の変更も発表となった。当初、本作は『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のように大規模な劇場公開が行われる予定だったが、限定公開へと方針転換されたようだ。2024年9月20日より1週間限定で劇場公開され、その後9月27日よりApple TV+で配信される予定だ。なお、第81回ベネチア国際映画祭(現地時間8月28日から9月7日まで開催)にて世界初公開となる。

Apple Original Filmsのマット・デントラーは声明の中で、次のように語っている。

「ジョージ(・クルーニー)とブラッド(・ピット)の驚くほど魅力的なケミストリーと、ジョン・ワッツの並外れた演出のもと、『ウルフズ』はコメディ、アクション、ドラマのすべての要素を融合させ、観客に続きを期待させる大娯楽映画に仕上がっています。本作をApple TV+の会員にお見せする前に、劇場で公開することで、両方の良さを観客に提供することができます。ジョン(・ワッツ)と続編の製作を始めるにあたり、ファンの皆さんが本作を気に入ってくれるのを楽しみにしています。」

ちなみにリリースに関する変更は、 2024年7月19日に劇場公開された『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』の興行成績が背景にある模様。同作はスカーレット・ヨハンソン&チャニング・テイタムという2大スターの共演にもかかわらず、劇場では成功せず、これが『ウルフズ』のリリース戦略の変更につながったという。

『ウルフズ』のキャストはクルーニーとピットのほか、任務を依頼する女性マーガレット役で『ボーはおそれている』(2023)のエイミー・ライアン、死から蘇る青年役で「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)「THIS IS US/ディス・イズ・アス」(2019-21)のオースティン・エイブラムスが出演している。

『ウルフズ』は2024年9月20日より1週間限定で劇場公開、9月27日よりApple TV+で配信開始の予定。日本でも9月20日の同日、全国の映画館にて公開と伝えられている。本国における限定公開への影響が日本にどう及ぶかは現時点で不明だ。

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