なにわ男子 高橋恭平ならではの後輩力 亀梨和也、宮田俊哉……先輩心をくすぐる“不器用さ”
「なんか素直に生きてる恭平ちゃんが俺は大好きだからさ!」
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Kis-My-Ft2の宮田俊哉が7月23日放送のラジオ『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)にて、なにわ男子の高橋恭平への愛情を示した。
この日、リスナーから高橋についてのお便りを受け取った宮田。なんでもアイドル雑誌にて高橋が、宮田のライトノベルデビュー作『境界のメロディ』(メディアワークス文庫)について言及していたというのだ。その内容は「普段、本は買わないけど、宮田くんのだけは絶対買わないと! 会ったときに感想を伝えられるように」と、こっそり宮田の作品に注目しているというから実に健気ではないか。
「恭平ちゃん、そんなこと言ってくれてたの? たしかに普段、本買わなそうだな(笑)。俺ね、そういうところが好きなんだけどね」と高橋らしいコメントに、宮田は思わず頬を緩ませる。そして「会って話したいな、久しぶりに。でも忙しそうだからね。時間ができたら、また一緒に遊んだりできたらいいな」と、高橋との再会を切望するのだった。
YouTubeチャンネル『放課後 GAMING LIFE』での共演をきっかけに急接近したという宮田と高橋。ポケモンカードめぐりをしたり、食事に行ったり、宮田の自宅に訪問したりと、仲睦まじいエピソードが語られてきた。そして2023年9月9日放送のラジオ『『なにわ男子の初心ラジ!』(ニッポン放送)では、高橋が宮田からサプライズでプレゼントをもらったことを明かす場面も。
気になるプレゼントの中身だが、高級ブランドの袋にレアなご当地ポケモンカードが入っていたのだそう。宮田も自身の公式Xにて「お兄さんからプレゼントだよ! 受け取ってね!」と写真付きでポストを投稿していたことでも話題となっていた。
ちなみに、そのプレゼントはSnow Manの深澤辰哉とともに贈られたとのことで、これにはかねてより宮田を慕っていた同じくSnow Manの佐久間大介からの嫉妬心が爆発。「佐久間くんと僕と深澤くんはバチバチなんですよ」「佐久間くんの呼び出しにビクビクしてます。勘弁してください」と語り、笑いを誘っていたのを思い出す。
高橋といえば、なにわ男子のビジュアル担当を担い、自らも「イケメンです」「世界で一番カッコいいと思ってます」など自信たっぷり発言がフィーチャーされがちだ。それゆえに、KAT-TUNの亀梨和也も、YouTube動画『【初】なにわ男子 高橋恭平と初対面デート!桜の見えるオープンカーで初心LOVEも歌っちゃいました。』で「クールなツンとしてる若者って勝手なイメージあったよ」と語っていたように、同様の第一印象を抱く人も少なくない。
ところが、亀梨が「話してみないとわからない」「よかった、安心した」と続けていたように、ひとたび話してみると、驚くほど人懐っこい。そっけない態度を取りそうに見えながらも、「ありがとうございます」や「すみません」と礼儀正しい好青年な顔が飛び出す。さらに場が盛り上がってくれば、ノリよくグッと距離を近づけてくるところもある。
そんなイメージとのいい意味でのギャップに心を鷲掴みにされてしまう先輩が続出するのも無理はない。実際に、動画のコメント欄では高橋の意外な魅力に驚いた視聴者の声も多く集まっていた。
「こっちが話しかけないと来れないタイプと思ってるから、絡みに行くんよね」とは、そうした高橋のギャップを知った宮田の言葉。Kis-My-Ft2となにわ男子がライブなどで共演した際には、宮田のほうから積極的に手を振って、高橋が近づきやすい空気を作ってあげているのだとか。
一般的には「先輩に好かれる力」、いわゆる「後輩力」の高い人といえば、自ら気の利いた会話を展開することのできる小器用なキャラクターであることが多い。しかし、高橋のように積極的にアピールはしてこないものの、きっかけさえつかめば人懐っこい一面を見せてくれるという小粋なギャップのあるタイプにもまた人は魅了されてしまうものなのだ。
高橋自身は、亀梨との会話で「語彙力がない」と自らの課題を吐露していたが、そこもまた高橋らしい魅力でもある。高橋と先輩たちの会話を見ていると、表面的に器用な言葉を並べて立ち回ることができないぶん、本音でリアクションをしているように感じられる。そんなところがまた素の可愛げとして映っているように感じられるのだ。
最近の『放課後 GAMING LIFE』でも、SixTONESの郄地優吾との絡みで高橋の後輩力が光っていた。2人で『スイカゲーマー郄地に最強ライバル登場!?引退をかけたガチ勝負!【スイカゲーム】』で共演した際、高橋は「郄地くんを倒しに行くんで!」と血の気の多い姿勢を見せたかと思いきや、対戦モードを選ぶ場面では相手に邪魔ができるルールを「邪魔はよくない」と避け、「その人のその瞬間の良さを崩してしまうからな」とつぶやく。
その言葉に、高橋が多くの先輩たちから可愛がられる理由を見た気がした。宮田の言う「こっちが話しかけないと来れない」というのも、きっと相手のペースを尊重したいと願ってのことではないか。それゆえに先輩のほうから「来ていいよ」と示されたときには、一気に持ち前の人懐っこさが溢れ出す。そんな高橋の「素直に生きている」ペースに先輩側も自然と心がほぐれていくのかもしれない。
先輩心をくすぐる、高橋の不器用さ。ともすれば、高橋とのやりとりを通じて先輩たちの器の大きさや男気を再確認できるところさえある。お互いの良さを引き出し合いながら、観る者を笑顔にしていく高橋ならではの後輩力の高さに、今後も注目していきたい。
(文=佐藤結衣)