セルティックの中盤エース旗手。(C)Getty Images

写真拡大

 セルティックに所属する旗手怜央にレスター移籍の可能性が浮上した。英紙『Daily Mail』が7月28日に独占で伝えている。

 26歳の日本代表MFは、2021-22シーズンの冬にスコットランド屈指の名門に加入以来、古橋亨梧、前田大然らと共に主力として活躍。宿敵レンジャーズ相手にも鮮烈なゴールを奪うなどし、リーグ3連覇に大きく貢献した。

 その圧倒的なパフォーマンスから、度々ステップアップが取り沙汰されてきたなか、今夏ついに実現するかもしれない。『Daily Mail』は「レスターがセルティックのスターの獲得に乗り出す模様」と題した記事で、こう報じている。

「イングランド・プレミアリーグへの復帰を目前に控えたレスターのスティーブ・クーパー監督は、中盤の創造的なオプションを増やしたいと考えている。入札はまだ行なわれていないが、セルティックはレスターの関心を把握している。パークヘッドのクラブは今月初め、ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクからのハタテへのアプローチを蹴っている」
【PHOTO】華やかで可憐なスタジアムの華!名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
 同紙はそのうえで、「金曜日にチェスターフィールドでレスターがパレルモに0−1で敗れた後、ボスのクーパーは新戦力の必要性を強調した」と説明。指揮官の次のような発言も伝えている。

「何かが起こる必要がある。できるだけ早く選手が必要だ。適切な選手を入れるために、お互いに信頼し合っている。物事が早く進むといいね」

 今夏の移籍市場では、鎌田大地(クリスタル・パレス)、菅原由勢(サウサンプトン)と日本代表のプレミアリーグへの参戦が続いている。旗手もその波に乗り、世界最高峰のリーグへ足を踏み入れるのか。それともセルティック4年目を迎え、チャンピオンズリーグに再挑戦するのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部