ジーユーエヌ、アフターコーディング業務をAIによって完全自動化する「オートFAコーダー」の提供を開始

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 ジーユーエヌは7月25日に、アンケートの自由回答や各種テキストデータから共通項目を抽出する、アフターコーディング業務をAIによって完全自動化した「オートFAコーダー」のサービス提供を開始した。税別の利用価格は500円からで、コーディング対象の回答数、平均文字数によって異なる。

●アフターコーディング業務の3大課題の「時間」「費用」「均質化」をAIで完全解決するWEBアプリケーション



 「オートFAコーダー」は、アフターコーディング業務において長らく課題とされていた「時間」「費用」「均質化」を、AIによって完全に解決するウェブアプリケーション。

 具体的には、すべてを目検で確認して分類するため「時間」がかかり、手間と時間がかかるため「費用」もかかる。さらに、分析者や分析タイミングで分類基準がブレるため「均質化」を行う必要があった。

 「オートFAコーダー」なら、条件を選択・入力するだけで即見積の明朗会計のため、決済時のワンクリックだけで、数分〜数十分で自動アフターコーディングが完了する。入力ミス、表記のゆれ、同義語の調整もAIが行うので、分類用辞書の作成やデータ加工は必要なく、AIが一定基準で分類するので判断がブレない。

 単語のコーディング精度は98%超、文章のコーディング精度は90%超であり、全体の回答傾向の把握には十分な高品質データを即納し、フラグ立てしたい内容や単語が事前に決まっていれば、それらを「必ず」入れることも可能で、すべてAI、一部任意、すべて任意を選べる。

 AI自らが自身のコーディング結果の正確性を判定し、正確性判定(自信度)によって事後のデータチェック時に注意すべきデータがひと目でわかる。また、AIによる正確性判定(自信度)が低いコーディング結果を、リサーチャーがチェック・補正する「リサーチャーチェックプラン」もオプションで用意している。