KNB北日本放送

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AI技術などを活用した新しい形態の小売店がきょう、富山市内にオープンしました。会計の待ち時間が少なくスムーズな買い物ができるという次世代型の店舗を取材してきました。

オープンしたのはディスカウント店を全国展開する福岡県の企業が、北陸地方で初めて出店した”スマートストア”。

店舗の特徴は独自に開発したAI技術などを店舗運営に生かしていることです。

武道キャスター
「店での買物には、このセルフレジ機能が付いた専用カートを使って最新の買い物体験ができるといいます。では私も体験してみます」

まず、専用のプリぺイドカードに必要な金額を入金し、カードのバーコードを、買い物カートについたスキャナーに読み込ませます。

武道キャスター
「まずは、青果売り場から。こちらのナスを買いましょう。バーコードをスキャンします」

「もうひとつ追加します」

「あ、この価格と同時に合計金額が出ました。日頃、ついつい買いすぎてしまうんですが、これなら毎回、いくら買ったか 確認できて安心ですね」

営業は24時間、年中無休で、自社製品の衣料品や日用品も販売しています。 すべての買物が終わって会計へ。通常のレジ会計の手順は省き、店員の簡単な商品確認だけで、専用ゲートを通過。

武道キャスター
「あっという間に会計が終わりました」

買物をした他の人たちの声は。

買い物客
「簡単で良かったな」

「列に並ばずにすぐに会計 スムーズにできて良かったです」

「まだよう分からんね、年寄りには向かんね」

「自分で(バーコードを)通すのが最近、主流になっていますけど、こっちのほうが絶対楽だと思います。(会計時) カゴに移さなくていいし」

近年、様々な形でセルフレジ機能を取り入れる店が県内にも増えています。トライアルは独自のデジタル技術を積極的に取り入れ生産、流通などの効率化を進めたいといいます。

トライアルストアーズ北陸ゾーン 太田祐一ゾーンマネジャー
「少子高齢化、それに伴って労働人口も少なくなったときに、効率的に店舗運営をすることで商品を安くできたり、お客様の暮らしがより便利になるようになってもらえたらと思います」