―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2 オークワ <8217>
 25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比90.6%減の600万円に大きく落ち込み、3-8月期(上期)計画の11億円に対する進捗率は0.5%にとどまり、5年平均の26.6%も下回った。

▲No.3 壱番屋 <7630>
 25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比12.7%減の11.5億円に減り、3-8月期(上期)計画の25億円に対する進捗率は46.2%となり、5年平均の47.6%とほぼ同水準だった。

▲No.6 イズミ <8273>
 24年2月期の連結経常利益は前の期比6.0%減の323億円に減り、3期連続減益となった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<7649> スギHD    東P   -6.31   6/25   1Q    10.38
<8217> オークワ    東P   -4.28   6/27   1Q   -90.63
<7630> 壱番屋     東P   -2.12   6/24   1Q   -12.70
<2742> ハローズ    東P   -1.97   6/27   1Q    20.54
<8227> しまむら    東P   -0.50   6/24   1Q    2.85

<8273> イズミ     東P   -0.46   6/27 本決算     -

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース