横浜市教育委員会

 横浜市教育委員会は24日、中学校給食の「肉じゃが」で使用予定だったジャガイモから異臭がしたため、ジャガイモを抜いた状態で生徒らに提供したと発表した。11校2735食に影響した。 

 市教委によると、調理直前の検品で、一部の袋のジャガイモからすっぱい臭いがしたという。製造事業者が市に報告し、ジャガイモを抜いて調理することが決まった。ジャガイモはカットされ、水とともに袋に入った状態で調理2日前に納品。冷蔵庫で保管していたといい、原因を調べている。 

 納品時の検品では、別容器に出して確認していたが異常は見つからなかった。市は同日、製造事業者と納品事業者に対して、仕入れ時の食材の状態や保管状況などの緊急点検を行った。