(CNN)フランス北部イブリーヌ県のサファリパークに滞在していた女性が23日、複数のオオカミに襲われて重傷を負った。女性は通常車でしか進入できない場所に立ち入っていた。

同パークの最高経営責任者(CEO)は、「幸い、医療スタッフの対応が非常時に迅速だったことから救命できた」と記者会見で語った。

フランスの放送局TF1によると、現地時間の午前9時半ごろ、同パークに宿泊していた37歳の女性がジョギングに出かけてうっかりサファリ区画に立ち入り、オオカミに襲われた。この区画では7ヘクタールの敷地内にオオカミやクマが放たれている。

ジョギングしていた女性はオオカミたちに襲いかかられ、首や脚、背中をかまれて重傷を負った。

女性は近くの病院で手当てを受け、現在は落ち着いた状態にあるという。

同パークは女性が襲われた経緯について調査を開始した。