チャリティーマッチに出場したウィルシャー photo/Getty Images

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9日、ロンドンにてチャリティーマッチ『サッカーエイド・フォー・ユニセフ』が開催され、エデン・アザールやアレッサンドロ・デル・ピエロといった名手たちが参加したのだが、その中で話題を集めたプレイがある。

華麗な足裏タッチでGKをかわし、見事にゴールをアシストしてみせた元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーのプレイだ。

ウィルシャーは度重なる怪我に苦しみ、2022年に現役を退いた。しかし自慢のテクニックは32歳の今も健在で、やはり天才と呼ぶにふさわしい選手だ。今回のチャリティーマッチで見せた華麗なドリブルにも称賛の声が集まっていて、イングランドのファンからはEURO2024に参戦すべきとの声も出ている。

「ウィルシャーへのタックルはやめてくれ。EUROまでにコンディションを整えておかなければならないのだから」

「ウィルシャーはEUROに向かうべきだ」

今のイングランド代表の中盤にも実力者は揃っているが、怪我さえなければウィルシャーは今の代表でもスタメンに入れたのではないだろうか。アーセナル時代にはその才能を存分に発揮していて、テクニックのレベルはイングランド人選手の中でもずば抜けていた。それだけに怪我が続いての引退劇はショックが大きい。

本来ならば今頃代表のリーダーとしてEUROやワールドカップを戦っていたはずで、今もその才能にイングランドのファンは惚れ込んでいる。