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 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が企画・プロデュースしたバラエティー番組「FREEZE」のポルトガル版があす8日から放送されるのを受け、松本は7日、所属する吉本興業を通して「『ドキュメンタル』に続き自分の笑いが世界に拡がっていくことは嬉しいです。どんな出来になっているのかとても楽しみです。是非ご覧ください」とコメントを発表した。

 松本は昨年「週刊文春」に性行為強要疑惑を報じられ、裁判に注力するとして今年1月から活動を休止している。それ以降、公式にコメントを発表するのは初。3月25日には自身のXで「一日も早く、お笑いがしたいです」などと投稿していた。

 「FREEZE」は先月31日、同番組のフォーマットがポルトガルの最大手テレビ局・TVIに販売されることが発表されていた。ポルトガル版は、あす8日から毎週土曜日のゴールデンタイムに、ポルトガル俳優のペドロ・テイシェイラ氏を司会者に迎えて放送される。

 同番組はAmazon Prime Videoで配信中のゲームバラエティー。出演者たちは目の前で何が起きても微動だにしないこと(フリーズ)が求められ、互いに駆け引きをしながら最後の1人になるまで戦い抜く。

 配信当時に松本は「お笑いの最先端とは言わないですが、誰もやっていないことをやっている」と自信をのぞかせていた。20年の第2シーズンは「アジア・テレビジョン・アワード」でオリジナルデジタルエンタテインメントプログラム部門で最優秀賞を受賞するなど、内容は高く評価されていた。

 同じく松本が企画・プロデュースした「ドキュメンタル」も既に世界約20カ国でフォーマット展開。特にヨーロッパ市場では日本コンテンツのフォーマット獲得が拡大中で、「FREEZE」も世界中に愛される番組になることが期待される。