夜の新宿・歌舞伎町が騒然…!女子高生や中学生を高額の酒で接待「違法コンカフェ衝撃の摘発現場」写真

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東洋一の繁華街、新宿・歌舞伎町が騒然となった。いっせいに雑居ビル内に入る捜査員。ビル内にあるメンズコンセプトカフェ(メンコンカフェ)から、続々と段ボール箱に入れられた押収物が運び出される。捜査員に連れ出された女性客の中には、未成年と思われる少女もいた――。

5月31日、警視庁少年育成課は歌舞伎町で都公安委員会の許可を得ず営業したとして、風営法違反(未成年者への酒類提供など)の疑いでメンコンカフェ『Riot(ライオット)』を経営する岡柊衣(とうい)容疑者(20)と店の責任者・松本大悟容疑者(21)ら男3人の逮捕を発表した。

警察が『ライオット』を摘発したのは5月29日の夜8時過ぎです。キャストと呼ばれる男性従業員が、高校3年生の少女(17)を接待したと思われます。警察の調べに対し岡容疑者は『無許可で営業していない。従業員が勝手に接待した』と供述。一方の松本容疑者は『風俗営業の許可をとっているから接待しても大丈夫と上から言われた』と話し、ともに犯行を否認しています」(全国紙社会部記者)

テーマは「異端児アイドル」

『ライオット』では、今年1月に別の従業員が女子中学生(当時15)に酒を提供した疑いも浮上している。少女の親などから「娘がいなくなった」との相談が、警察へ寄せられていたという。

「メンコンカフェは、店ごとにコンセプトを持っています。『ライオット』のテーマは『異端児アイドル』。SNSで女性客を集い、年齢確認なく未成年の少女たちを接客していたようです。時には高額の酒を提供することもあったとか。昨年8月ごろから営業していた『ライオット』は、これまでに9000万円ほどの売上があったといわれます」(同前)

メンコンカフェやホストクラブにハマる少女たちは、深刻な問題になりつつある。

「推しのキャストやホストを喜ばせるために、自分の支払い能力をはるかに超える高額な酒やアイテムを注文するケースが相次いているんです。店も少女たちの心理を利用し、ツケのような形で多額の『売掛金』を女性客に負わせている。『注文してくれないと、もう会えない』などと言って……。中には『売掛金』を払えず、パパ活や売春に走る少女たちも多数いるそうです」(同前)

『ライオット』の事件は氷山の一角だろう。警察は、違法営業で少女たちを接待し高額な料金を課す店の摘発に力を注いでいる。