山本由伸【写真:Full-Count/荒川祐史】

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山本由伸が登板

 米大リーグ・ドジャース山本由伸投手は17日(日本時間18日)、米アリゾナ州グレンデールのスプリングトレーニングで初めてライブBPに登板した。対峙した主砲フレディ・フリーマン内野手は「通訳に『日本語でインクレディブルと言ってくれ』と伝えたんだ」「えげつない」と大絶賛している。

 山本の投球が2020年のMVP選手を唸らせたようだ。今キャンプ初のライブBPに登板。直球やキレのある変化球も披露した。対峙したフリーマンは昨季打率.331、29本塁打、102打点。米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は主砲のコメントを紹介した。こう絶賛している。

「僕は(山本の通訳)のところに行って『日本語でインクレディブルと言ってくれ』と伝えたんだ。だって、あれはインクレディブル(信じられないもの)だったからだね」「とても印象的だ。みんなが見ている前でも実行できる冷静さ。とても、とても印象的だ」

 フリーマンは山本の球を2度ファウルにした後、「あれは驚くべきものだった。えげつないよ」とその場で口にしたという。「初めて出てきてみんなの注目が集まって、何もかも興奮する中、全ての投球を完璧な質で投げてる? とても印象的だ」と異例の注目度にも物怖じしない相手を称えた。

 山本の投球にはチームメート、ファンも群がった様子。大型契約で入団した右腕が大谷翔平投手に負けじと熱い視線を浴びている。

(THE ANSWER編集部)