ついにプレミアでもゴールで欧州5大リーグをコンプリート 悩めるウイングが“24歳”で打ち立てた記録
アヤックスを離れてから5年。欧州各地を転々とするキャリアを過ごす男は、24歳にして1つの記録を作った。
欧州5大リーグすべてで得点を記録したのは、現在イングランドのボーンマスでプレイするオランダ人FWジャスティン・クライファートだ。
アヤックスのアカデミーで育ったジャスティン・クライファートは、元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏を父に持つことでも有名な選手だ。2018年にはオランダ代表デビューも果たすなど期待は大きかったのだが、2018年夏にローマへ移籍したあたりから難しい時間が続いている。
毎年のように異なる国でプレイするのも珍しいキャリアだが、クライファートはセリエAで5ゴール、リーグ・アンで4ゴール、ラ・リーガで6ゴール、ブンデスリーガで3ゴール、そして25日に行われたシェフィールド・ユナイテッド戦でプレミアリーグ初得点を記録した。
これで欧州5大リーグすべてで得点を決めたことになり、データサイト『Opta』によればモンテネグロ代表FWステヴァン・ヨヴェティッチに次いで2人目の記録だという。
それぞれのクラブで大活躍となっていないのが寂しいところで、今はオランダ代表からも離れている。10代の頃の期待度から考えれば物足りないが、クライファートはボーンマスから新たなキャリアを築いていけるか。