Kis-My-Ft2千賀健永、初の海外進出へ 12月に台北で個展開催
アイドルグループKis-My-Ft2の千賀健永が、アーティストとして初の海外進出を果たすことが明らかになった。今年の春に表参道ヒルズで開かれた初の個展「FiNGAiSM」(読み:フィンガイズム)を、12月1日から「FiNGAiSM in 台北」として台湾台北市・華山1914文化創意園区 西一館にて開催する。
幼少期から絵を描くことに興味があった千賀は2020年、コロナ禍でiPadを用いたデジタルアートやアクリル絵の具を用いたドローイングを本格的に始めた。自分の手で筆を走らせ、無限の想像を形にすることで、今まで感じたことの無いような自由な感覚を得られ、Kis-My-Ft2としての活動や日常生活にポジティブな影響を与えた。
また、初の個展開催では、メンバーが背中を押してくれたこともあり、さらにアート創作に励み、オリジナルキャラクター・FiNGAくんを生み出した。ハンドサインを具現化したような形状のFiNGAくんは、千賀が振付をしている時、手や指先の動きをよく意識することから思い付いたという。
台北はKis-My-Ft2として4年前に訪れており、千賀は「個展を海外でやるなら、まず台湾で」と強く語る。「FiNGAiSM in 台北」には、表参道ヒルズで展示されたドローイング、4体の巨大フィギュア、60体以上のFiNGAくんフィギュアなどの作品以外にも、本格的に制作工程を勉強した成果を見せたスニーカーが並び、様々な素材を集めたリメイクスニーカー、オリジナルで作ったスニーカーなど合計20足近くが展示される予定。「ストリートファッションやアートに興味のある方なら、喜んでくれる展示になる」と宣言した千賀は、「台北展のために、たくさんのサプライズを用意したので、ぜひご来場ください!」とアピールしている。千賀のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
千賀健永コメント
この度、個展「FiNGAiSM」を台湾で開催させていただくことが決定しました。日本では東京の表参道で初の個展をさせていただき、制作段階から海外での個展を目標としていました。このスピードで2回目、そして海外での個展が開催できること、嬉しく思います。展示する作品は、絵画、ゼロから制作した靴、そして今回はNIKEのスニーカーにFiNGAiSMを取り入れたリメイクスニーカー、前回のFiNGAのフィギュア達に加え、新たな仲間達の新作のフィギュア、更に今回は皆様にFiNGAくんを好きになってもらうため、アニメーション映像を制作しています。この活動はあくまでアイドルの僕の表情とは全く別の、僕のプライベートな領域です。アーティストとして、皆様の心にワクワクを届けられるよう全力で制作活動をしております。ARTとエンターテインメントを融合した、皆様が体験したことのない世界へと誘いますので、是非、遠いと思いますが興味がある方はいらしていただけると嬉しいです。
千賀健永展「FiNGAiSM in 台北」は12月1日〜12月10日まで華山1914文化創意園区 西一館にて開催