静岡県掛川市で、自らが所有する駐車場に止まっていた軽乗用車に塗料を吹き付けた疑いで、65歳の男が9月6日、逮捕されました。

器物損壊の疑いで逮捕されたのは、掛川市に住む無職の男(65)です。

警察によりますと、男は9月5日夜から6日の朝にかけて、自身が所有する掛川市内の駐車場に止められていた愛知県豊橋市の男性(50)の軽乗用車のボンネットやリヤガラスに、黒色の塗料を使って、違法駐車をとがめる文言を書き、車を損壊させた疑いがもたれています。

警察によりますと、この男が所有する駐車場の一部を、隣接するホテルが借り上げていて、そのホテルに宿泊した被害者の男性が、ホテルが借りている駐車場だと勘違いして、違う区画に止めていたということです。

6日朝、車に塗料が吹き付けられていることに気付いた男性がホテルに相談、ホテルから警察に通報したということです。

警察によりますと、この駐車場では以前もホテルに泊まった客が別の場所に車を止めてしまい、トラブルになったことがあったとみられるということです。

警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。