エンゼルスのカルロス・エステベス【写真:ロイター】

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球宴が行われたシアトルに、エステベスはアニメのフィギュアを持ち込んだ

 エンゼルスのカルロス・エステベス投手が「アニメ愛」を語っている。MLB公式はレット・ボリンジャー記者のニュースレター「Angels Beat」から抜粋した記事を紹介。そこにはエステベスとともに、7月にシアトルで行われた球宴に“初登場”したキャラクターについて言及されている。

 エステベスは、アニメキャラクターのフィギュアのコレクションをシアトルのクラブハウスに持ち込んだ。カラフルなコレクションはア・リーグのチームメートの間で話題に。エステベスは「オールスターの大舞台で、これら(フィギュア)をホーム(アナハイム)に残したままにしておくわけにはいかなかった」と説明している。

 フィギュアを見た選手たちは「おお、すごくクールだ!」と言ってくれたとエステベス。マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手、ルイス・カスティーヨ投手らも「おお、いいね」と反応してくれたという。

 同記事は「選手のロッカーに私物がたくさん置くことはは珍しくないが、これほどユニークなものは珍しい。とても親しみやすく、社交的な選手の一人であるエステベスにとって、それはすぐに会話のきっかけになる」と言及されているように、アニメのフィギュアは“会話”のツールになったようだった。

 エステベスは「ロッカーに、自分らしさを少し取り入れて個性を出したかったんだ」と意図を説明し、ドラゴンボールZ、ONE PIECE、NARUTOのキャラクターを設置している。1番のお気に入りはドラゴンボールZで、エステベスの兄が「孫悟飯」のフィギュアをプレゼントしてくれたことが収集のきっかけ。日本の文化は、異国の地でも輝いている。(Full-Count編集部)