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 ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会である「PENLIGHT (ペンライト)」に、一部ジャニーズファンが反発。ファンの間で騒動が巻き起こっている。

 ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏による性加害問題の検証と謝罪を求めるため、ファン有志により4月に結成されたこの会。5月には第三者による検証・調査などを求める署名を事務所に提出。その後、現社長の藤島ジュリー景子氏が動画で謝罪していた。

 一方、ジャニーズ事務所側が相談窓口を設置するとアナウンスしたことに対し、「PENLIGHT」はツイッターなどで「実態調査には不十分」と指摘。「ヒアリングを望まない方々を尊重しながらも、調査結果の検証をできる道を探って欲しいです」と要望していた。

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 さらに、事務所の最年長タレントである東山紀之が5月21日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で謝罪し、「最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました」と発言したことについても「PENLIGHT」は批判。

 ツイッターで「他社の報道番組との調整があったことをうかがわせ、報道番組の独立性を損なう働きかけと受け取られかねません。このような事がまかり通るのであればタレントがニュースキャスターを務めること自体が不適切と言わざるを得ません」と苦言を呈していた。

 こうした発信を受け、ネット上からは「何様なんだ?」「どの立場からああしろこうしろって言ってるの?」「調査なんて受けたくないタレントだっているでしょ」「被害をすべて明らかにすることは被害者を想うならやるべきじゃない」「ファンのやることはみ出してる」といったジャニーズファンからの批判が集まるようになった。

 一方、5月中旬にはPENLIGHTに対し「NO」を訴えるツイッターアカウントが開設されることに。6月1日現在、PENLIGHTの公式ツイッターのフォロワーが約3200人である一方、「NO」のアカウントはフォロワー1万人を突破。

 また、ネット上からはPENLIGHTの運営者が本当にジャニーズファンなのかどうか疑う声も浮上。グッズやファンクラブ会員証、雑誌などの写真を公開するよう求める声も高まっていた。

 こうした声を受け、PENLIGHTは5月31日にツイッターを更新し、「私たちが別の目的のためにジャニーズ事務所に裏で操っている団体の関係者を送り込んでいるなどと荒唐無稽なことを言われるのは悲しいです」と誹謗中傷を受けていると告白。

 また、ファンではない疑惑については「証明するために会員証や今まで買ったグッズや雑誌を証拠として出して欲しいと言われるのは悲しい」と訴え、「それらは私が自担の笑顔や言葉に触れるために買ったもので誰かに自分がジャニオタである証拠を見せるために買ったものではありません」と反論していた。

 今もなお続く、一部ファンの「反PENLIGHT」。性加害問題はファンの分断を生んでしまっているようだ。

記事内の引用について
PENLIGHT公式ツイッターより https://twitter.com/Penlight0412