東京株式(前引け)=232円高、好業績株などに買い流入

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 12日前引けの日経平均株価は前日比232円71銭高の2万9359円43銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億4592万株、売買代金は2兆793億円。値上がり銘柄数は894、値下がり銘柄数は857、変わらずは81銘柄だった。

 日経平均株価は続伸。前日の米株式市場で、NYダウは4日続落したが、ナスダック指数は続伸と高安まちまちだった。これを受けた、東京市場では日経平均株価が値を上げてスタート。海外投資家の買いも意識されるなか、好決算を発表した銘柄を中心に買いが流入し、日経平均株価は一時、2万9400円まで上昇し年初来高値を更新した。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ファーストリテイリング<9983.T>が高く、好決算の発表を受け神戸製鋼所<5406.T>や日産自動車<7201.T>、ホンダ<7267.T>、コナミグループ<9766.T>などが買われた。半面、前期が2期連続で最終赤字となったソフトバンクグループ<9984.T>が売られ、同じく前期は最終赤字に転じたシャープ<6753.T>が急落した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やファナック<6954.T>も安い。

出所:MINKABU PRESS