新たなキャンペーンをローンチしたキャサリン皇太子妃(画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年1月31日付Instagram「#ShapingUs」』のスクリーンショット)

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キャサリン皇太子妃(41)が英リーズ市を公式訪問中、群衆の中の男性から写真撮影を求められた。すると歩いていた皇太子妃は立ち止まって撮影に応じ、緊張する男性に優しい声をかけるなど素晴らしい対応をしたのである。この動画が拡散すると、SNSでは「親切で純粋な人」と皇太子妃の人柄を絶賛するコメントが寄せられた。

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現地時間1月31日、キャサリン皇太子妃が運営する幼児期に関するセンター「The Royal Foundation Centre for Early Childhood」の公式ウェブサイトが、新たなキャンペーン「シェイピング・アス(Shaping Us)」のローンチを発表した。

同センターは2021年、キャサリン妃がウィリアム王子(ともに当時)と運営するチャリティ財団「ザ・ロイヤル・ファウンデーション」に設立したもので、幼児期の重要性に対する認識を高め、子供達をしっかりと育成していく社会を築いていくための活動を行っている。

新たなキャンペーンの開始を前に、同センターは30日にロンドンにある英国映画テレビ芸術アカデミー(British Academy of Film and Television Arts, BAFTA)本部でレセプションを開催。キャサリン皇太子妃が壇上で「シェイピング・アス」に関する演説を行った。

続いて翌31日には、皇太子妃が新たなキャンペーンのプロモーションの一環として、英ウェスト・ヨークシャー州の都市リーズにある中央市場「カークゲートマーケット」を訪問したのである。

この日皇太子妃は深いグリーンのロングコートを着て、現地に到着。マーケットに入ると出店者や一般市民と交流し、幼児期の経験について質問するなどした。

SNSに拡散した動画によると、当時マーケット内では多くの群衆が集まり、スマートフォンで皇太子妃の姿を撮影していた。すると、その中の1人の男性が皇太子妃に「自撮り写真を撮らせてもらえますか?」と呼びかけたのだ。

そしてこの後、歩いていた皇太子妃が立ち止まり、男性に対して温かな対応をしたのである。

護衛の男性らと歩いていた皇太子妃は振り返ると「ええ、いいわよ。素早くね」と答え、黒いニット帽を被った男性の隣に行き、カメラに向かって微笑んだのだ。

皇太子妃とのツーショットを撮影しようとした男性は、スマートフォンを高く上げながら「すみません。本当に緊張してるんです」と話している。

そして無事撮影が終わると、皇太子妃は男性に向けて「心配しないでください。大丈夫よ。緊張は誰でもするものだから。お会いできて良かったわ。お元気で」と伝えると、片手を軽く振って歩き去っていった。

キャサリン皇太子妃の素晴らしい対応を見た人々は、SNSで次のようなコメントを交わし合った。

「めっちゃ可愛いわ! この男性は、まさか皇太子妃が自撮り写真に応じてくれるとは思わなかったので、緊張したんだろうね。」
「ああ、なんて素敵な対応なのかしら。正直で親切だわ。」
「キャサリンはとても社交的であり、親切で純粋な人ね。若者や高齢者、その中間であろうが関係ない。私たちは彼女がいてくれて本当にラッキーよ。」

画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年1月31日付Instagram「#ShapingUs」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)