３０日、広島県世羅町の養鶏場で、県内で今シーズン４例目となる鳥インフルエンザの感染が発生しました。

広島県によりますと、きのう、世羅町の養鶏場から「死ぬ鶏の数が増えている」と通報があり、簡易検査を行ったところ鳥インフルエンザの陽性が確認されました。

遺伝子検査でも陽性と判定されたということです。

今シーズン広島県内で４例目の鳥インフルエンザ感染となり、この養鶏場で飼育中のおよそ２９万羽を殺処分することになるということです。

広島県世羅町では、今回の養鶏場とは別に、今月に入り３つの養鶏場で鳥インフルエンザが発生しており

あわせておよそ４０万羽が殺処分される予定となっています。

今回の養鶏場は、これまで鳥インフルエンザが発生した養鶏場とは、距離が離れているため、新たに半径３キロ以内を移動制限区域に設定したということです。