2022年10月27日、イーロン・マスク氏がTwitterを買収しました。その後、マスク氏はTwitterのCEOに就任し、収益改善のためにアメリカだけでなく日本・インド・アイルランドでもレイオフを実施しています。マスク氏はTwitterでの人員整理をさらに進めるべく、5500人の契約社員のうち80%に相当する約4400人を解雇したと報じられています。

Elon Musk culls Twitter contractors after mass employee layoffs

https://www.axios.com/2022/11/13/elon-musk-twitter-contractor-layoffs

Elon Musk has fired even more Twitter workers | Mashable

https://mashable.com/article/elon-musk-fires-more-twitter-workers

テクノロジーメディアのPlatformerを運営するCasey Newton氏が、2022年11月13日(日)にTwitterが抱える5500人の契約社員のうち、4400人を解雇したと報じています。Newton氏は、契約社員は解雇に関する事前通知を受けておらず、Slackと業務メールへのアクセスを一方的にはく奪されたと報告しており、マネージャーも解雇に関する通知を受けていなかった模様。なお、解雇された契約社員はコンテンツモデレート、不動産、マーケティング分野に携わっていたそうです。





Newton氏はTwitterに解雇されたという契約社員から、「私はTwitterの契約社員です。あなたの報道は正確です。私はあなたのツイートを読んで解雇されたことを知り、その後、Slackとメールにログインできないことに気づきました」というメッセージを受け取っています。





Newton氏は情報筋から「約5500人の契約社員のうち4400人が解雇された」という情報を入手しているため、「Twitterの稼働を維持するコンテンツモデレーションとコアインフラストラクチャサービスに大きな影響を与える可能性がある」と予想しています。





海外メディアのAxiosも別の情報筋からTwitterで契約社員の大規模解雇が行われていることを確認しており、「解雇された契約社員すべてではないものの、一部は解雇に関する事前通知をTwitterから受け取っていませんでした」と報じています。事前通知を受けずに解雇された契約社員は、Twitterのコンピューターシステムへのアクセスが遮断されているのを見て、自身が解雇されたことに気付いた模様。サンフランシスコでコンテンツモデレーションの契約社員として働いていたメリッサ・イングル氏も、Axiosに対して解雇の事実を認めています。