ゆたぼんの公式YouTubeチャンネルより

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10月23日、YouTuberで少年革命家のゆたぼん(13)が広島県を訪れたとして「原爆ドームは胸が痛かった」と題する動画をアップ。現在、クラウドファンディングで資金を募って用意した専用車「スタディ号」で、“自らと同じ不登校の子どもたちに元気や勇気を与えたい”との目的で日本全国を一周中だ。

広島平和記念資料館を訪れたゆたぼんは、「ここでは原爆についてとか、あとは原爆でお亡くなりになってしまった人たちの服とかが置いてたりするんですね。まぁ、俺もねYouTubeで、日本の広島県に原爆が落とされたってYouTubeで見たことあるんで、今からね、見に行こうと思います」とコメント。

その後、資料館から出てきたゆたぼんは、沈痛な面持ちで感想をこう述べた。

「なんていうか、ホンマに、原爆って……。あ、最初、原爆が落ちる前は、あの、もうすごい、あの、みんな平和だったし。平和だったのに、原爆が落ちた後はもうホント、バラバラになったりとか、人がお亡くなりになったりとかして、お亡くなりになった人たちの死体とかそういうのを見てるとホントに胸が痛くなるし、初めての経験でホント、そういうのを見てるとフラフラしたりとか胸が痛くなったりとかするなと思って。初めての経験ですごく悲しいし、あの、原爆とか戦争ってホンマに怖いなって思いました。そういうことがホンマにあったんやなって学べたと思います」

次に原爆ドームに移動し、「ひとつの爆弾によって20万人以上の人々が亡くなられたっていう、ホント悲しいなって思います」とコメントしたゆたぼん

じっくり見学をした後、案内板の前に立って、「原爆が落ちる前はもうすごい平和やったのに、原爆が落ちた後はこんな感じで焼け野原になって、あの、何もかもがなくなってしまって。いまで77年ですけど、77年経って、いまこんな感じでこうしている(残っている)っていう感じで、ホントにすごいなと感じます」と写真を紹介しながら語った。

ゆたぼんは最後に、「原子爆弾は第二次世界大戦中の1945年8月6日に、あの、アメリカが日本の広島県と長崎県に原爆を落としたんですね。で、まぁ、それで20万人以上の人がお亡くなりになられて。で、その原爆の跡がこの原爆ドームなんですよ」と改めて紹介。

続けて、「ホントに戦争ってやっちゃいけないことだし、こういうことはホントに覚えとかなくちゃいけないなって思いましたね。で、この原爆ドームがこういうことを伝えてくれてるんじゃないかなって思います。まぁ、みんなも広島県に来たらこの原爆ドーム見たりとか、あとは、広島平和記念資料館に行ったりしてみてください」と呼びかけ、原爆ドームに向けて手を合わせ深々と頭を下げたのだった。

現在までにこの動画は7000回以上再生されており、《原爆ドームか…日本人なら一度は行くべき場所ですね》《ゆたぼんさん。今まで以上に真面目です。真剣さが伝わって来ます》《ゆたぼんが珍しく、それも悲しそうにスタディしてる…。資料館行ったことあるけど衝撃的だよね…》などの声が寄せられた。

いっぽう、ゆたぼんが動画内で「1945年8月6日にアメリカが日本の広島県と長崎県に原爆を落とした」と説明していたことから、ネット上では《長崎県は8月9日なんですが》といった指摘も上がっている。