O.ペリエ騎手 (C)Hiroki Homma

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 30日、凱旋門賞を4勝しているO.ペリエ騎手が、サンクルー競馬場で報道陣の取材に応じた。10月2日(日)パリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1・芝2400m)に同騎手は、フランスのバブルギフトで参戦する。

 ペリエ騎手は「もしも雨が降った場合、僕の馬は重馬場が好きですね。土曜の天気次第、雷雨という予報があるからね」と話すと、日本馬に関しては「タイトルホルダーは途中ちょっと抑えればいけると思う。スピードもあるし、重いところも強いね」と話した。

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凱旋門賞を勝てる可能性があった日本馬は「ゼンノロブロイ」

 また、友人である武豊騎手について「日本の競馬の歴史にとって武豊騎手が凱旋門賞を勝つのは非常に良いことだと思う」とエールを送った。日本馬が勝つためには?との問いには「逆のことも言える。フランス馬も日本でしばらく勝っていません。馬場の要素が強い。日本とフランスの重馬場は随分違う」とペリエ騎手。最後に過去に騎乗した日本馬で凱旋門賞を勝てる可能性があった馬は?と聞かれると「ゼンノロブロイ」と答えた。