「六本木クラス」平手友梨奈がハマリ役!葵のソシオパスぶりに沸く
韓国ドラマ「梨泰院クラス」を竹内涼真主演でリメイクするテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」(毎週木曜夜9時〜)の第2話が14日に放送され、IQ162の人気インフルエンサー・麻宮葵を演じる平手友梨奈が「ハマリ役」と反響を呼んでいる(※ネタバレあり。2話の詳細に触れています)。
チョ・グァンジンのウェブ漫画「六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜」とパク・ソジュン主演による韓国ドラマ「梨泰院クラス」(2020・Netflix)を原作にし本作。舞台は東京・六本木。ある事件により人生を狂わされた主人公・宮部新(竹内)が日本最大の巨大外食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)とその息子・龍河(早乙女太一)に復讐を誓い、亡き父に教えられた信念を胸に巨大権力に立ち向かっていく。
第2話では、新が刑務所に入り3年後の2009年に出所。そこから父を始める予定だった居酒屋をオープンするために資金稼ぎとしてマグロ漁船に乗り、7年後にスタート地点に立つまでが描かれた。スタッフの亮太(中尾明慶)とりく(さとうほなみ)も迎え、「二代目みやべ」(韓国版はタンバム)を繁盛させるべく奮闘していた新だが、競争の激しい六本木とあって軌道に乗らず、そんな矢先に葵と出会う。
本エピソードでとりわけ注目を浴びたのが、葵役の平手。同級生の龍二(鈴鹿央士)いわく、葵は帰国子女で成績優秀、運動神経も抜群。多芸で多才。その一方で「ソシオパス」だという。クラスでいじめがあれば、その場面を動画で撮影して実況中継するなど、その制裁の仕方はかなり過激だ。さらにはいじめていたクラスメイトの母親(演じるのは「梨泰院クラス」にどハマりしたという阿南敦子)から呼び出され、ビンタされると今度はその場面も龍二に撮影させて弱みを握るなど、相手を徹底的にやりこめる。
新との出会いは最悪で、その母親が激高してさらに葵に襲い掛かろうとしたときに止めに入ったのが新だった。しかし、葵は礼を言うどころかその隙に母親にビンタをお見舞い。「なんで殴った? 謝れ」と迫る新に「あの人のせいで私のパパは死んだ……」と弱弱しくつぶやくと、同情した新が手を離した瞬間に「うっそぴょーん!」とおどけて去っていった。
この一部始終を見ていた視聴者は「イケメンすぎる」「キターーーーー!」「かっこいい」「めちゃくちゃ葵」「最高」「クール!」など沸き立ち、変顔も辞さない平手の演技を「ハマリ役」と絶賛。龍二役の鈴鹿とは「ドラゴン桜」で東大を目指す生徒役で共演していたことから、「ドラゴン桜」コンビのコンビネーションも好評を博していた。
一方で、葵は親の重圧に苦しんでいる様子もあり、「地球が滅んでしまえばいいのに」「なんで頑張って生きなきゃいけないんだろう」などやたらとネガティブ発言をすることからも、彼女の人生は一筋縄ではいかないようだ。
なおこの後、着ぐるみでチラシ配りをしていた新とまたしても最悪な再会を果たすのだが、病院で目覚めた新が着ぐるみがなくなってパニックに陥り、しょんぼりと着ぐるみの足を履いて帰る場面も韓国版を踏襲。その様子に、ネット上では「足だけパンダで帰ったw」「パンダの靴w」などwマークがあふれていた。ちなみに、日本版ではパンダの着ぐるみに変えられていた。(編集部・石井百合子)