日本システムウエアは、映像や画像から特定の人やモノを認識するAI画像解析サービス「CityVision」において、新たな機能を追加したサブスクリプションサービスを、7月1日より提供開始すると発表した。

日本システムウエア(NSW)は5月24日、映像や画像から特定の人やモノを認識するAI画像解析サービス「CityVision」において、新たな機能を追加したサブスクリプションサービスを、7月1日より提供開始すると発表した。

CityVisionサービスイメージ

「CityVision」は、同社が2018年よりToamiVisionシリーズとして提供しているAI画像解析サービス。今回のサブスクリプションでの提供開始に合わせ、保有する動画から街の動きを可視化する分析設定を、ユーザー自身がシチュエーションに応じて柔軟に行える機能を搭載した。

カスタマイズ設定でよりシチュエーションにこだわった分析を実行できるほか、映像に合わせて適切なAIモデルを選定することで分析精度が大幅に向上。映像ごとにユーザー自身で簡易テストを実行できる。

利用シーン

また、カメラの種類を問わず、指定のファイル形式で動画をアップロードすると結果をダッシュボードやCSVダウンロードで取得でき、用途に合わせたデータ粒度の変更も可能。なお、人や車のカウント、トラッキングの他、ナンバープレート認識などがすべて定額サービス内で利用できる。

これにより、従来のSmartCityや都市開発に向けた交通量調査に加え、建設コンサルティングや不動産・店舗開発における商圏分析など、さらに幅広い用途で活用できるようになるとしている。