からだの中からぽかぽかに!おいしいアイデアいっぱい、手軽に作れる生姜のおやつ

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体を温めてくれる食材としておなじみの生姜。食べて飲んでぽかぽかに!ということでこれまでおうちごはんの記事でも生姜を使った料理や飲み物をいろいろとご紹介してきましたが、今回はおうちで手軽に作れるおやつに注目!生姜チップスや大学芋、ジンジャーケーキなど、この冬作ってみたい気になるアイデアがいっぱいです。

ほっこりぽかぽか、生姜のおうちおやつ


生姜チップス

出典:https://www.instagram.com

思わず手が伸びてしまいそうな、@blanche.giftさんの生姜チップス。

「そのまま食べたり、お肉やお魚料理に使ったり、紅茶やお湯などに入れて飲んだりといろんなアレンジを楽しむことができます。砂糖は生姜と同量くらいでよく作られますが、私は生姜の重さの半量くらいにしていて甘さ控えめです」

寒い季節にぴったりなおやつ。多めに作っておいて、ゆっくり楽しみたいですね。


・生姜……適量(お好みで)
・砂糖……生姜の重さの半量くらい


1. 生姜はきれいに洗って1〜3mmくらいにスライスする。
※新生姜で作る時は皮を剥かなくて大丈夫です。
※薄くスライスするとパリパリに、3mmくらいにすると少ししっとりした感じになります。

2. 鍋にスライスした生姜と生姜が浸かるか浸からないくらいの水(分量外)と砂糖を入れて煮る。
※砂糖を入れる前に数回水を換えながら煮ると辛味が抑えられますが、私はそのまま煮ていきます。

3. 水分が少なくなってきたら、木ベラで混ぜながら水分を飛ばしていく。ほぼ水分がなくなったところで鍋を火からおろし、少し冷めてから生姜を一枚ずつ広げて乾かす。
※クッキングシートに並べて天日干しにしたり、フードドライヤーで乾かします。


レシピ出典:Instagram(@blanche.gift)


生姜風味の大学芋

出典:https://www.instagram.com
祖母が作って持ってきてくれた「生姜風味の大学芋」
(中略)
作り方をインタビューしてみたところ、まずはフライパンで蜜を作って、そこに少しだけすりおろし生姜を入れるのがポイントだそうです。あとはさつまいもをカラッと揚げて、蜜を全体にしっかりからめたら完成。

ちなみにこのさつまいもは、祖父が畑で収穫したものです。
出典:Instagram(@miwa_ishino)

つやつやキラキラ、思わず手が伸びてしまいそうな生姜風味の大学芋。

「作る際のポイントは二度揚げすることで、中はホクホク外はカリッカリに仕上げられます。またさつまいもに絡める蜜にはハチミツを使うことも重要です。砂糖だけで作る蜜よりも、コク深い味わいになります」と@miwa_ishinoさん。

ほのかに生姜が香る素朴な味わいのおやつ。おいしくて、ついついパクパク。


ジンジャーアイスクリーム

出典:https://www.instagram.com

生姜とスパイスの香りがおいしさを引き立てる、@yuko_miya60さんのアイスクリーム。

「ポイントとしては、生姜とスパイスの風味をつけた牛乳をよく冷ましてから、メレンゲと生クリームにあわせることが重要です。温かいままあわせると固まるまでに時間がかかるので、生クリームとメレンゲが分離してしまいます。

もし分離した時は、一度冷凍庫からとりだして少し解凍させ、再度よくかき混ぜてから、再度冷凍庫で冷やすようにするといいと思います」


スパイスが効いたパンプキンパイやアップルパイとあわせるのに最適とのこと。カルダモン&シナモン風味のジンジャーアイス、作ってみたいな。


・牛乳……235ml
・生姜……15g
・グリーン カルダモン……5粒
・シナモンスティック……2本
・クローブ……3粒
・三温糖……70g
・卵白……1個
・生クリーム……200ml


1. 生姜は表面をよく洗って、薄切りにする。カルダモンはつぶして種をだしておく。

2. 牛乳とスパイスを鍋に入れて中火にかける。沸騰したら弱火にし、焦げ付かないように時々かきまぜながら、20分程煮る。牛乳が少し煮詰まって、練乳のようになったら砂糖を加える。

3. 2をざるでこして、冷ましておく。

4. 卵白を硬く泡立てて、メレンゲを作る。

5. 生クリームを完全に泡立てる。

6. 3の牛乳と泡立てた生クリーム、メレンゲを混ぜ合わせて、容器に入れて凍らせる。


レシピ出典:Instagram(@yuko_miya60)


Ginger Ice Cream ジンジャーアイスクリーム - US Southern Kitchenジンジャーチョコショートブレッド

出典:https://www.instagram.com

卵不使用&グルテンフリー! さっくさく食感がたまらない、ジンジャーチョコショートブレッド。

「レシピのポイントは、生姜オイルをチョコレートに加えることで生姜風味のチョコレートになるとともに、テンパリングしなくてもきれいにチョコレートが固まりやすくなることです。

生姜とチョコレートの相性が抜群で、生地には生姜パウダー、チョコレートには生姜オイルを加えることで、生姜感をしっかり楽しめます」
と@yume_cooking1226さん。

ぴりっと生姜が効いた、ちょっと大人な味わいのおやつです。


<ショートブレッド>
・製菓用米粉……50g
・ココアパウダー……5g
・ジンジャーパウダー……1g
・無塩バター……50g
・フレーバーオイル しょうが……5g
・粉糖……20g

<コーティングチョコ>
・チョコレート……30g
・フレーバーオイル しょうが……3g


1. 無塩バターを600Wの電子レンジで10〜20秒ほど加熱し、泡立て器で滑らかになるまで混ぜ合わせる。そこへ「フレーバーオイル しょうが」を加えてよく混ぜ合わせる。

2. 粉糖を加え、さらにふわっとなるまで混ぜる。

3. ゴムベラに持ち替え、製菓用米粉、ココアパウダー、ジンジャーパウダーを加えて切るようにさっくりと混ぜ合わせ、生地をまとめる。
※ココアパウダーとジンジャーパウダーは茶漉しでふるうと均一になります。

4. ラップに生地を広げ、1cmほどの厚さの長方形に伸ばし、2cmほどの幅に切り分ける。爪楊枝の先が尖ってない方で穴を開ける。オーブンを160℃に予熱し、その間生地を冷凍庫で冷やしておく。

5. 160℃に予熱したオーブンで20分ほど焼く。

6. チョコレートを湯せんで溶かし、チョコレートの形が少し残るくらいで「フレーバーオイル しょうが」を加えよく混ぜる。溶かしたジンジャーチョコをショートブレッドにコーティングする。


レシピ出典:Instagram(@yume_cooking1226)


ちょっぴり大人な 生姜チョコショートブレッド【グルテンフリー】 | 大学生料理研究家 夢のレシピ新生姜とバナナのココアマフィン

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ココア生地に、刻んだ新生姜の甘煮とチョコレート、たっぷりのバナナを混ぜ込んで。

「普段はジンジャーパウダーを使ったり、すりおろしたりすることが多いですが、新生姜ならではのさわやかさが味わえるので、今回は千切りでたっぷり入れました」と@maicc513さん。

しっとり、ふんわり、焼きたてマフィン。新生姜とバナナの組み合わせも気になります。


ジンジャーシフォンケーキ

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@sweets_marikaさんは、生姜と甘酒を使ってシフォンケーキに。

「生姜のすりおろし、しょうがパウダーをしっかり入れてその辛味を甘酒で和らげてみました。しょうがもしっかり感じて食べてるとポカポカしてくるー。生姜好きな長男は食べた瞬間、これ!いい‼️と高評価でした」

生姜の香りと甘酒の自然な甘さにいやされて、一口ごとにほっこりと。


米粉のジンジャーシナモンケーキ

出典:https://www.instagram.com

シンプルで簡単でおいしい、米粉のジンジャーシナモンケーキ。

「シナモンはお好みで。アイシングもなくても全然大丈夫です。丁寧に作るもよし。クイックに作るもよし。さじかげんは自分次第の自由自在。今回は上にレモンのアイシングのせたら、それもさわやかなアクセントになっていて、よかったです」と@macaronyuuさん。

琺瑯バットやパウンドケーキ型でもできるそうですので、お好みの型で作ってみてくださいね。


・米粉(もしくは小麦粉)……100g
・甜菜糖……70g
・卵……2個
・油……70g
・ベーキングパウダー……小さじ1
・生姜(すりおろしたもの)……50g
・シナモン…… 適当
※油は太白胡麻油、菜種油、米油、サラダ油などにおいのないものなら何でもOK。砂糖もあるもので大丈夫です。

<フロスティング>
・粉糖……50g
・レモン汁……小さじ1
・水……小さじ1
・ピスタチオ……適量


1. 砂糖と卵をボウルに入れ、泡立て器でクルクルとすり混ぜる。

2. 油、すりおろした生姜(今回は皮ごと使用)を入れて混ぜる。

3. ベーキングパウダー、米粉(ふるいにかけた小麦粉)、シナモンを入れて混ぜる。

4. オーブンシートを敷いた型に流し込む。180℃に予熱をしたオーブンで40〜45分焼く。

5. 粗熱が取れたら型から外して冷ます。温かいうちにラップで包むとしっとりします。
上下逆さまにしておいておく。
※ここで1晩くらいおいておくと馴染んでしっとりします。

6. ケーキがしっかり冷めたら、粉糖、水、レモン汁を混ぜたものを塗り、半乾きの時にカットしたピスタチオのせて乾かす。


レシピ出典:Instagram(@macaronyuu)


生姜で寒さを乗り切ろう!


料理はもちろんのこと、今回ご紹介したようにおやつ作りにも活用できる生姜は、からだにやさしくてアレンジ自在な万能食材。

生姜パワーを味方にして、寒い季節を元気に過ごしましょう!