新型コロナウイルスへの対策を行いながら県内の私立中学校では入学試験が行われています。

都築亮輔記者「まもなくテストの始まる時間なんですが空気が張りつめ緊張感がこちらにも伝わってきます」

今年で4回目となる広島国際学院中学校の入学試験。去年に引き続き厳重な新型コロナ対策の中、予定通り行われました。

ひとつの教室での座席数を減らし、間隔をあけることで会場が密状態にならないようにしたということです。

また会場に入る前には受験生と保護者に消毒、検温を徹底。

さらにマスクをはずす時間を減少させるため校内の自動販売機も使用禁止にしたということです。

広島国際学院中学校入試広報課 金田浩司課長「受験生の皆さんはこの日にあわせて準備をしてきたと思いますので、なるべく予定通りの日程で試験を受けてもらうことができるようにということを第一に準備をしてきて結果試験を行ってもいいんじゃないかと判断になった」

広島国際学院中学校では当日に体調を崩した場合は別室で試験を受けることもできるということです。

県内の私立中学校の受験シーズンは始まっていますが、受験生が新型コロナ陽性や濃厚接触者になってしまったらどうするのか。

22日に入試を控える広島女学院中学校では、前日までに連絡すれば特別措置として別日に入試を実施すると発表しています。

また他の私立中学校に聞いてみると、最大限の配慮を検討している学校もある中、別日での入試は考えていないところもあり、中学校によって対応は様々となっています。