フリーアナウンサー登坂淳一が、7日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月〜金曜13:00〜)に出演する。

徹子の部屋』に出演する登坂淳一=テレビ朝日提供


NHKで長年ニュース番組を担当し、白髪を染めずに出演していたことで、「白髪のアナウンサー」としても知られる登坂。今年4月、10歳下の妻との間に待望の第一子が誕生した。不妊治療、流産、コロナ禍での出産…さまざまな困難を乗り越え生まれてきたことに、改めて命の大切さを実感したという。

父は登坂が大学生の頃がんで亡くなった。最期は自宅で母妹弟と一緒に看取ったそう。父に「やり残したことはない?」と聞いたところ、「ない」と一言だけ返された。仕事人間の父だったが54歳で悔いのない人生を送っていたのだと知り、それが自身のその後の生き方を左右したと話す。

生活の全てを報道の仕事で埋めていた頃、今度は妹ががんになり、41歳の若さで亡くなった。早すぎる死に、自分の人生を仕事だけで終わらせていいのかと考えるようになり、NHKを辞めてフリーになった。

家族2人の死に影響を受けて今があるという登坂。母から励ましの手紙が届くが、その内容に涙が…。