森のグラン・オーベルジュ「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」がアートと連携。グループ展「動く過去」が開催

数々のアート作品が飾られる「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」

軽井沢の北に雄大にそびえる浅間山を眼前に望み、豊かな自然の中で静かな時が流れる長野県北佐久郡御代田町。

この小さな町の小高い森の中に今年3月、美食家たちの理想郷ともいうべき森のグラン・オーベルジュ「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」がオープンしました。

6万平米を超える敷地にわずか37室というゆとりある設計がされ、広々としたすべての客室には半露天風呂が完備されています。またテラスからは壮麗な佐久平と八ヶ岳連峰の大パノラマを楽しむことができます。

「記憶と出会う滞在」がテーマ

東京・天王洲にあるギャラリー「KOTARO NUKAGA」は、このオーベルジュのラウンジやレストラン、客室のために「記憶と出会う滞在」をテーマとして作品をコーディネート。

御代田の歴史や土地の持つ記憶を丁寧に掘り起こしながらキュレーションを行い、オーベルジュの敷地から出土した縄文土器から現代美術まで幅広く紹介しています。

東京・天王洲の「KOTARO NUKAGA」にてグループ展「動く過去」が開催

この度、KOTARO NUKAGA(天王洲)で開催される展覧会では、オーベルジュのためのコンセプトをベースに、記憶を媒介とする過去と現在の関係性ついて考えます。

「動く過去」と題した本展ではアーティストの作品に加え、縄文土器や土器片も展示されます。土器や美術作品も、それを制作した者の記憶を留めるという意味においては変わらぬ性質を持つもの。データでの記録が当たり前になった現代の情報社会で、本展は土器や美術作品を通して物質に宿る記憶を紐解きます。

参加アーティストについて

参加アーティスト(敬称略):
ウジェーヌ・アジェ、ダレン・アーモンド、石塚元太良、磯谷博史、田窪恭治、田幡浩一、三嶋りつ惠、米田知子、マン・レイ

展覧会に名を連ねる9名の表現方法はさまざまですが、過去を捉え直し、見るものに解釈の余白を残すアーティストたちが集結します。

開催概要

グループ展「動く過去」
会期:2021年8月7日(土)~ 9月11日(土)
開廊時間:11:00~18:00(火~土)
※日月祝休廊
※国や自治体の要請等により、日程や内容が変更になる可能性があります。

会場:
KOTARO NUKAGA(天王洲)
所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F
アクセス:東京臨海高速鉄道りんかい線「天王洲アイル駅」から徒歩約8分
東京モノレール羽田空港線「天王洲アイル駅」から徒歩約10分
京急本線「新馬場駅」から徒歩約8分