おうちで手作り。道具と材料がすべてそろう「ソーセージキット」を頼んでみた
おうちで作り立てを楽しむ!手作りソーセージキット
こんにちは。macaroni編集部の高崎です。梅雨が明けいよいよ夏本番。冷たいビールのおいしい季節がやってきました。
ビール好きの私にとって外せないおつまみのひとつ、それはソーセージです。これまでいろいろなソーセージを食べてきましたが、ふと「おうちで作ってみたい!」と思い立ちました。
本記事ではキットの内容と、初体験のソーセージ作りを詳しくレポートします。
ソーセージキットの内容はこちら
まずは下準備!
マニュアルに従い下準備からスタート。作りはじめる前に以下の3点をおこないました。
・計量カップで50ccの水を量り、冷蔵庫で冷やす
・羊腸をぬるま湯で洗い、水に20分ほどつけて塩抜きをする
・鍋でお湯を沸かす(ソーセージをボイルする用)
いざ、はじめてのソーセージ作り。
1. 羊腸をソーセージメーカーのノズルにつける
まずは、塩抜きしておいた羊腸を、手で伸ばしながらソーセージメーカーのノズル部分につけます。生まれてはじめて羊腸というものに触れましたが、やわらかくてふわふわしていて、不思議な感覚です……。
水につけた状態で作業すると、つるつるとスムーズに進めることができました。
2. ソーセージのタネを作る
次に、ソーセージのタネを作ります。
豚の赤身、脂身、オリジナルスパイス、片栗粉をボウルに入れ、粘りが出るまでしっかりと混ぜます。マニュアルによると、肉の温度が上がってきたら冷やした水を加え、常に冷たい状態にするのがポイントだそう。
材料はすべて計量されて小分けになっているので、ボウルに入れて混ぜるだけ。ちなみに、手袋がついていますが少し大きいので、子供と一緒に作る場合は別で用意したほうがいいかも?
3. タネをソーセージメーカーに詰める
ソーセージメーカーを分解し、2でこねたソーセージのタネを白い筒部分に入れます。8分目くらいまで、空気が入らないように注意しながら詰めました。
ソーセージメーカーの本体、羊腸をつけておいたノズルをセットします。レバーを調整したらいよいよ腸詰めです。
4. 羊腸にタネを詰める
ソーセージメーカーのレバーを数回引いて、タネが出てくるのを確認したら、羊腸を少し引っ張り出します。
羊腸の先をつまみ、ある程度の長さまで伸ばしたら先端を結びます。あとはソーセージメーカーのレバーを握ってタネを注入していくだけ。
レバーをカシャカシャと引きながら、羊腸の直径が1cmくらいになるようにタネを注入していきます。
このとき、よくある失敗として羊腸が破けたり、太さが均一にならなかったりするそうですが、その場合の対処法もマニュアルに書かれているので安心。
羊腸が破けた場合は、その部分で一度切断し、タネを少しとってから先端を結びなおすと良いそうです。太さを均一にしたい場合は、指でタネをつまんで動かし、バランスを整えるといった方法があるようですよ。
ソーセージメーカーに詰めたタネを出し切ったら、余っている羊腸を引き延ばし、結べる長さでカットして先端を結びます。これでながーい1本のソーセージに!
さらに手順3、4を繰り返し、合計2本のソーセージができあがりました。
5. ソーセージを成形する
4でできた長いソーセージを、半分にねじります。マニュアルに沿ってぐりんぐりんとねじっていきます。
この作業、ソーセージ職人っぽさが味わえて地味にテンションが上がります(笑)。
成形した様子がこちらです。テレビやお店で見るソーセージっぽい!とワクワクが止まりません。長さに決まりはないので、自分好みに調整できるのもうれしいポイント。
6. 成形したソーセージをボイルする
最後に、成形したソーセージをボイルします。沸騰したお湯に入れると、あっという間に真っ白に!
市販のソーセージと違って燻製をしておらず、添加物(発色剤)も使用していないので、豚肉本来のナチュラルな色味になるんだとか。中火で10分ほど加熱したらできあがりです。
こんがり焼き目をつけて、いただきます!
ゆであがったソーセージを、フライパンで少し焼き目をつけていただきます。
ぷりんっと弾力があり、ジューシーでおいしい!市販のソーセージよりはるかに肉の旨味を感じることができます。ほどよい肉々しさと、ガーリックやブラックペッパーなどのスパイスが絶妙にマッチし、噛みしめるごとにビールに手が伸びます。
素人の手作りだし、たかが知れているだろう……と思っていましたが、いい意味で裏切られました。
夏のおうち時間を活かして、ぜひお試しを
友達や家族とワイワイ作ると盛り上がること間違いなし。子供の食育として親子で作ったり、夏休みの自由研究としてトライしたりするのもよさそうです。
何より作りたてのソーセージの味は格別ですし、達成感から何倍にもおいしく感じますよ。夏のおうち時間を活かして、ソーセージ作りにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
ソーセージ好きはぜひお試しを!