町中華風のおいしさ。カレー好きモデル 木村ミサさんの「ノスタルジックカレー」【今日のおうちカレー #7月22日】

思い出の味を再現。町中華風ノスタルジックカレー

木村ミサ/モデル
好きなことを仕事にする“推しごとをお仕事へ”をモットーに活動する人気モデル。生粋のカレー好きであるがゆえ、趣味で食べ歩きや自作するだけでなく、カレー専門店とのコラボレーションイベントの主催や、オリジナルカレーレシピの開発など幅広く活躍中。

こんにちは。カレー大好きモデルの木村ミサです。

私が紹介するのは「町中華風ノスタルジックカレー」。カレーはよく作るのですが、いろいろと作っていると、ふと小さい頃地元の中華屋さんで食べた、昔ながらのカレーが恋しくなるんです。

あんかけのようなとろっとした質感と、花椒や八角など中華系スパイスの香りが独特で、普通のカレーとはひと味違ったおいしさがあったんですよね。

今回は、そんなカレーを再現したレシピをご紹介。“推しポイント”は、中華炒めのようにサクッと作れること。手軽でとてもおいしいので、ぜひランチに作ってみてください!

〈町中華風ノスタルジックカレー〉
調理時間:15分

材料(2人分)

・玉ねぎ……1/2個
・にんじん……1/2個
・豚バラ肉(薄切り)……150g
・しょうが……1片
・にんにく……1片
・カレー粉……大さじ1杯
・クミンホール……小さじ1杯
・花椒ホール……小さじ1/2杯
・八角……1/2片
・赤唐辛子……1本
・オイスターソース……小さじ1杯
・塩こしょう……適量
・ケチャップ……小さじ2杯
・豆板醤……小さじ1~2杯(お好みの量)
・鶏ガラスープ……400cc
・水溶き片栗粉……適量
・油……大さじ1.5杯

コツ・ポイント

強火で一気に炒める!

煮込むのではなく、中華のように強火で一気に仕上げるのがポイントです。麻婆豆腐を作るような感覚で!15分くらいであっという間にできるので、本当に手軽で簡単ですよ。

テンパリングスパイスを、そのときによって変えて楽しむのもおすすめです。

作り方

1. 材料を切り、計量する

玉ねぎはくし切り、にんじんはひと口大の乱切りにします。豚バラ肉は食べやすい大きさに切り、塩こしょう、酒(分量外)で下味をつけます。時間勝負なので、スパイスなども計量しておきましょう。

2. スパイスに火を入れる

フライパンに油を引き、スパイスを入れて火にかけます。焦げると香りが飛んでしまうので注意してください。スパイスのまわりがしゅわしゅわとしてきたらOKです。

3. 具材を炒める

しょうが、にんにくを炒め、香りが立ってきたら豚バラを入れて炒めます。豚バラ肉に火が通ってきたら玉ねぎ、にんじんを加えてさらに炒めます。

4. カレー粉(スパイス)を加える

ケチャップ、豆板醤を加えて炒めたら、火を止めてカレー粉を入れて混ぜ合わせます。カレー粉は焦げやすいので注意しましょう。

今回のカレー粉は、新大久保のハラルマーケットで買ったもの。クミンやフェンネルなど、好きなスパイスで組み合わせてもいいと思います。

5. スープを入れて味をつける

鶏ガラスープを入れてひと煮立ちさせ、味を見ながらオイスターソースを加えます。気分によってオイスターソースをしょうゆに変えたり、かつお出汁を加えたりして和風にするのもおすすめです。

6. とろみをつけて盛り付ける

味が調ったら水溶き片栗粉を入れ、ひと煮立ちさせれば完成です!お好みで五香粉と麻辣ペッパーをかけて召し上がれ。

ノスタルジックさが味わい深い、魅惑のカレー

小さい頃の思い出が詰まったカレーがどうしても食べたくなって考えたレシピ。このビジュアル、どこか懐かしい気持ちになるのは、私だけでない……ですよね?

今回は一番オーソドックスなレシピを紹介しましたが、おうちにあるスパイスや使ってみたいスパイスにもチャレンジして、ぜひ自分のカレーに変身させてみてください。

文・写真/木村ミサ
企画・編集/macaroni 編集部