「From AQUA 天然水ゼリー」

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水をそのままゼリー飲料にしたシンプルな「水ゼリー」。涼が感じられて見た目も透明で美しいことから、インスタグラムには数多くの写真が投稿されている。

J-CASTトレンド記者は、東京都内の駅の自動販売機でも「天然水ゼリー」という商品を発見。たしかに透明感があって夏のデザートにも良さそうだ。ただ、名前だけ見ても味わいが想像できない...というわけで、購入してみた。

「箱買いしたい」と大人気

水ゼリーは、複数の企業公式サイトでもレシピが紹介されている。ウォーターサーバーサービスを手がけるウォータースタンドの公式サイトでは、「透明感があり、プルプルとした食感が特徴のさっぱりとしたスイーツのひとつ」と紹介している。ゼラチンなどで固めることで、水本来の風味がダイレクトに感じられるそうだ。使う水に甘みやまろやかさがあるほど、おいしい水ゼリーとなるという。

サントリーの公式サイトにも、水ゼリーのレシピが掲載されていた。水の品質にこだわることで、より味わい深い水ゼリーになるとある。味が付いていないためアレンジレシピにももってこいのようだ。

記者が自販機で見つけたのは、「From AQUA 天然水ゼリー」。JR東日本ウォータービジネスが2021年3月から再販売している商品で、JR 東日本の駅ナカにある同社の自販機「アキュア」で扱っている。一般的なデザート「ゼリー」とは少し違った「天然水のゼリー飲料」だ。

ただ、100%水ではない。原料には水、ゲル化剤のほかに砂糖や香料なども含まれており、ほんのり味が感じられる。ツイッターでは、箱買いしたい、後味すっきりでおいしい、と大人気の商品だ。見つけるとまとめ買いしている猛者までいる。発表資料によると、2020年に発売した際、予想を大きく上回る実績を記録し、緊急増産するに至ったほどだそうだ。

ミントのようなすーっと

谷川連峰から湧き出た天然水を使用している。パッケージには「ラムネ風味」とあるが、見た目は無色透明で普通の水と変わらない。

では、実際に飲んでみよう。

「強く振って」の言葉通り、30秒ほどシェイクした。口に入れた瞬間、清涼感が一気に広がって驚いた。ほんのりラムネの風味がして、少し甘みも感じられる。

ラムネの風味はすぐに消えて、ミントのようなすーっとした爽やかさだけが口に残った。ゼリーというだけあってどろっとした食感だが、さらに強めにたくさん振ると液体に近づき、噛まずにするっと飲み込める。

価格は130円で、280グラム。