映画『ハウルの動く城』より
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 日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」の番組タイトルが、4月より「金曜ロードショー」へと変更されることが決定した。9年ぶりに復活する「金曜ロードショー」のタイトルとして記念すべき1回目、4月2日に放送されるのは、スタジオジブリのアニメーション映画『ハウルの動く城』(2004)。翌週4月9日は『ゲド戦記』(2006)となり、2週連続でスタジオジブリ作品が放送される。

 1985年から〜2012年3月まで「金曜ロードショー」(または「金曜特別ロードショー」)の番組タイトルで放送されていた同枠は、2012年4月から「金曜ロードSHOW!」に変更に。それが、この4月から「金曜ロードショー」のタイトルが復活。新番組タイトル「金曜ロードショー」のロゴは「35年前、番組スタート時の初心を忘れず」という志から、初代のロゴをモチーフに令和バージョンにアップデートが施された。「ド」の部分の目玉には「様々な名作、大ヒットした話題作など、皆様に注目していただけるような作品をお送りしていきたい」という思いが込められているという。

 「金曜ロードショー」にて、4月2日にノーカット放送される『ハウルの動く城』(宮崎駿監督)は、呪いによって90歳の老婆の姿になってしまった18歳の少女・ソフィーと、ハンサムだが弱虫な魔法使い・ハウルの出会いを通して、生きる楽しさや愛の歓びを描いた物語。

 そして4月9日に本編ノーカットで放送される『ゲド戦記』は、宮崎吾朗監督の長編アニメーションデビュー作。心に深い闇を抱える少年・アレンと大賢人・ゲドの旅を通じて、混迷する時代を生き抜くためのメッセージを投げかける。(編集部・小山美咲)