シャナン・ドハティ、リブート版『ビバヒル』への出演理由は癌の再発とルークだった

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1990年代に社会現象を巻き起こした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)。そのリブート版『ビバリーヒルズ再会白書』が昨年夏に放送された。主要キャストのほとんどが復帰し、癌の闘病中だったブレンダ役のシャナン・ドハティも参加を表明。久しぶりに『ビバヒル』の世界に帰ってきた。そんな彼女が、友人のサラ・ミシェル・ゲラー(『バフィー〜恋する十字架〜』)とともに米Entertainment Tonightのインタビューに応じ、ブレンダとして復帰した本当の思いをシェアした。

ミシェルが「もともとあなたが迷っていたのは知っているわ」と話を振ると、シャナンは「そうね、本当はやりたくなかった。やりたくない理由があったの」と本心を吐露。

「その1つは、何度も演じてきたということ(シャナンは2008年の『新ビバリーヒルズ青春白書』にも出演していた)。やり切ったと感じていたの。また見たいと思ってくれる人がいるうちに終わらせたい。私は少し怖かったの」

しかし、そんな不安な思いを抱えていた彼女が出演することに思いが至ったのは、ディラン役のルーク・ペリーが亡くなったこと、そして、彼女の癌が再発したことがきっかけになったという。「とても大切な人を亡くし、私は(再発の)診断を下された。それが、2・3カ月の間に起きたことで、考え直したのよ」

『ビバヒル』に復帰して、ルークを称えることは重要なことだったとシャナンは話している。また、ステージ4の癌を抱えながらでも撮影を乗り切ることができれば、それは自分の自信になると思ったそう。出演を決心し、『ビバヒル』ファミリーと再会できたことも嬉しかったと述べている。

「私が発した90パーセントはアドリブだったの。台本には書かれていないことだったわ」とシャナン。「(デビッド役の)ブライアン(・オースティン・グリーン)と私、それから(スティーブ役の)アイアン(・ジーリング)も、みんな成長したと思う。みんなが認めてくれる自由を持てたことは、素晴らしい経験だったと言えるわ。即興で自由にできる作品に参加することは素晴らしいことだった」

また、シャナンはステージ4のガンであっても諦める必要はなく、十分な資金のある研究と治療により、活気に満ちた生活を送ることができることを示したいという思いも明かした。(海外ドラマNAVI)

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『ビバリーヒルズ再会白書』
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