「スカーレット」戸田恵梨香から「エール」窪田正孝へ!朝ドラバトンタッチ
NHKは24日、今月30日からスタートするNHK連続テレビ小説「エール」と、28日に最終回を迎える「スカーレット」のバトンタッチセレモニーを、東京・渋谷の放送センターで行ったことを発表した。セレモニーには、両ドラマでそれぞれ主演を務める窪田正孝と戸田恵梨香が出席。互いへのエールとして、ドラマゆかりの品を交換し合った。
「エール」は、数々のヒット歌謡曲で知られる作曲家・古関裕而(こせきゆうじ)氏と、妻で歌手としても活動した金子(きんこ)氏をモデルに、激動の昭和を音楽と共に生きた夫婦を描く作品。劇中では、窪田正孝が主人公の古山裕一を、二階堂ふみが妻の関内音(せきうちおと)を演じており、この日のセレモニーは、裕一と音が、1936年5月の東京で暮らす一軒家の中庭セットで行われた。
恒例のプレゼント交換では、戸田が「スカーレット」の舞台である滋賀県・信楽焼のオリジナル夫婦茶碗を窪田にプレゼント。窪田は「すてきな信楽焼をいただいたので、さっそく(二階堂)ふみちゃんと一緒にお米を食べるシーンで使わせていただこうと思います。ありがとうございます」と喜びを語った。
また、戸田には、窪田から「エール」のモデルとなった古関さんが青春時代をすごした福島県川俣町で作られたシルクのスカーフが贈られ「温かみも感じますし、やはり産地のものはいいなと思います。ちゃんと身につけて、一緒に生活したいと思います」とこちらも喜びのコメントを寄せた。
「スカーレット」について戸田は「まだ放送が続いているので、いまだに撮影が終わった感覚がないんですけれど、本当にかけがえのない、ぜいたくな時間を過ごせたんだなと改めて思います」としみじみ。「共演者の皆さんから、会うたびに笑顔と愛情というエールをもらい、日々救われていたなと思っています」と撮影を振り返りながら、最終週を迎え「川原家のみんなが“生きる”ということにどういう風に向き合っているか、日常のいとおしさというものが皆さんに伝わったらいいなと思います」と視聴者に呼びかけた。
一方、戸田からバトンを受けた窪田は「ヒロインの(二階堂)ふみちゃんといつも二人三脚で演じています。感情の起伏があるシーンなど、さまざまな場面がありますが、お互いに励まし合って、撮影をしています」と報告。「新しいキャストの皆さんも増えてきて、どんどん新しい風を吹き込んでくださるので、現場はすごく楽しいです」と語っている。(編集部・入倉功一)
連続テレビ小説「エール」は3月30日(月)放送開始 毎週月曜〜土曜
【総合】午前8:00〜8:15、(再放送)午後0:45 〜1:00
【BSプレミアム・BS4K】午前7:30〜7:45 (再放送)毎週月曜〜金曜 午後11:00〜11:15