続編に登場して思う存分暴れてほしい!
 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest/ ゲッティ イメージズ

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 映画『ブラックパンサー』に登場するジャバリ族のリーダー・エムバクを演じたウィンストン・デュークが、マーベルヒーローが勢揃いした『アベンジャーズ/エンドゲーム』での出演シーンをほぼ削られていたと The Hollywood Reporter に明かした。

 エムバク率いるジャバリ族は、ワカンダの首都ゴールデン・シティから遠く離れた山奥に棲む種族。ワカンダ王家と長く距離を置いており、ブラックパンサーことティ・チャラとは、いわばライバル関係にあるキャラクターだ。エムバクは、ワカンダが戦場となる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、その続きを描く『エンドゲーム』にも登場している。

 同サイトのインタビューで、『エンドゲーム』で展開する大規模なバトルシーンについて質問されたウィンストンは「出演者みんなと撮影しましたよ。けど、編集前の映像があまりにも長くて、出演シーンがほぼ入らなかったんです。せっかく撮影した自分の映像が使われなくてガッカリですよ」と告白。『エンドゲーム』の上映時間が3時間越えと長尺なため、編集段階で出演部分をほとんど削られてしまったみたいだ。

 「『エンドゲーム』では、たくさんの戦闘シーンを撮っていたんです」と振り返るウィンストン。「僕の演技が誰にも見てもらえなかったのは残念でした」と語っているが、マーベルが編集を重ね、『エンドゲーム』を最高の作品に仕上げたことに「僕はとっても幸せです」と感謝を述べている。

 ちなみに、『ブラックパンサー』は2022年5月6日に続編が全米公開されるが、ウィンストンは「何にも聞いてないし、話もしていない」という。エムバクの未来については「製作陣がエムバクに力を入れて、冒険的なストーリーを語ってくれると信じています」と期待を寄せている。(編集部・倉本拓弥)