中国メディアは、「外国人から見ると、日本には理解し難い独特の習慣」があると主張する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 2020年は東京五輪が開催されるため、より多くの外国人観光客が日本を訪れることが予想される。日本人にとってはごく当たり前の行動や習慣も、外国人の目には「奇妙」に映るということも少なくないようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「外国人から見ると、日本には理解し難い独特の習慣」があると主張する記事を掲載した。

 欧米などの異なる文化の人々から見て奇妙に感じられる日本人の習慣は、比較的共通点の多い中国人から見てもやはり不可解に感じられるという。記事はまず「日本人のあいさつの仕方」を挙げ、日本人が何度も何度も頭を下げてお辞儀をする仕草は非常に独特であると指摘。あいさつは大きな声でするというのは小学校で最初に教えられることなのに、「日本人は相手にお辞儀をしていても声を発している印象がない」と主張し、中国人観光客は日本を訪れるとどこへ行っても頭を深々と下げて挨拶されると、どのように返せば良いのか戸惑ってしまうようだ。

 また、「日本の公園には禁止事項が多い」ことも不可解だと指摘。公園は子どもが自由に遊ぶ場所なのに、ボール遊びやダンス、大声を出すこと等が禁止されているのはありえないと主張。逆に、公園で飲酒をすることが禁止されていないのは不可解でならないと訴えた。中国の公園と言えば、孫を連れて散歩する高齢者の他、スピーカーを持参してダンスをする中年女性の集団や、楽器演奏に合わせてマイクで歌う人など、それぞれが自由にしたいことをしているためか、日本の公園の雰囲気は独特に感じられるようだ。

 他には、「夜の繁華街で酒を飲んで陽気に騒いだり、酔い潰れたりしている日本人の姿は昼間の姿と大きなギャップがあること」も習慣の違いとして大きな驚きを感じると吐露した。こうした日本の不可思議な文化は中国人はもちろん、どこの国の観光客にとっても新鮮で面白い体験になるだろうと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)