高齢者から現金を詐取しようとしたとして、警視庁町田署は13日、ともに職業不詳の32歳の男(住所不詳)と21歳の男(東京都新宿区大久保)を詐欺未遂容疑で逮捕したと発表した。

 被害者がだまされたふりをして偽の現金を渡し、逮捕にこぎ着けたという。

 発表によると、2人は今月11日、町田市の70歳代男性宅を訪れ、現金をだまし取ろうとした疑い。32歳の男が現金受け取り役で、21歳の男が見張り役だったという。

 男性は銀行員を装う男らから電話で「名義貸しは違法で、解決金1000万円が必要」などと要求され、途中まで信じ込んでいたが、「400万円でもいい」と言われて不審に思い、町田署に通報。警察官の助言に従い、だまされたふりをして、雑誌を入れた紙袋を32歳の男に渡したという。

 直後に駆けつけた警察官が2人を取り押さえた。32歳の男は容疑を認め、21歳の男は黙秘している。