ダンテ「神曲 地獄篇」がテレビシリーズ化 現代のロスが舞台
米ケーブル局Freeformが、イタリアの詩人ダンテによる長編叙事詩「神曲 地獄篇」を現代風にアレンジしたテレビシリーズを企画していると The Wrap などが報じた。
舞台は現代のロサンゼルスで、薬物中毒の母親と問題を抱えた弟の面倒に追われ、自分の夢をあきらめてきた20代のグレース・ダンテが主人公。最悪の人生だと思っていたある日、学校、仕事、愛と、すべての面で夢が次々とかなうようになる。魔法のような幸運の裏に悪魔がいることを知った彼女は、悪魔を出し抜くためにダンテが描く地獄を旅しなければならなくなる。
脚本を「ナイトフォール -悲運の騎士団-」のイーサン・リーフ、サイラス・ヴォリス、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のニーナ・フィオーレ、ジョン・ヘレラが手掛ける。(澤田理沙)